▼第3試合 キャッチウェイト (128 ポンド) ムエタイ 3分3R
〇ゴンチャイ・チャナイドンムラン(タイ)
[判定3-0]
×ジェルテ・ブロマート(ベルギー)
ゴンチャイは、あのセーンティアンノーイ・ソールンロートからムエタイを学んだサウスポー。ラジャダムナンスタジアムを主戦場とし、2020年1月には同スタジアム認定スーパーフライ級王座に就いた。2020年9月にはタナコーンスタジアム認定スーパーバンタム級王座、2022年9月にはジットムアンノンスタジアム認定フェザー級王座を獲得。ONEには2023年2月の『ONE Friday Fights 3』から参戦し、『7』と『14』でも勝利して3連勝中。
1R、サウスポーのゴンチャイは左ロー、左ミドルを蹴り、右ローで前に出てくるブロマートをサイドにかわして左ストレートを打ち込む。ブロマートは左フックを中心にコンビネーションを繰り出すが、ゴンチャイが左ミドルを蹴り返す。その左ミドルに左フックを合わせるブロマート。
2R、ゴンチャイの左ミドルに右インローを蹴り返すブロマート。ゴンチャイはブロマートのパンチに左縦ヒジを合わせに行く。左ボディストレートを打つゴンチャイ。両者首相撲が多くなり、ブロマートも組み負けてはいないがヒザを入れるのはゴンチャイの方だ。左ミドルをどんどん蹴り、左ストレートを打って前に出るゴンチャイ。ブロマートの左フックをしっかりブロックし、組んではヒザを突き刺すゴンチャイ。ラウンドが終了するとゴンチャイは笑顔で手を挙げて歓声に応える。
3Rも前に出るのはゴンチャイで左ミドルを蹴り続ける。さらに左ヒジ、左縦ヒジでブロマートの左フックに対抗する。左ボディストレートと左ストレートがコーナーを背負うブロマートに何度も決まり、動きが止まるブロマート。左ボディストレート、左ミドル、左フックと猛攻を加えるゴンチャイ。左フックも強烈にヒット。ブロマートも右フックと左フックを返すが、ゴンチャイはもらっても前に出て攻撃を繰り出す。ブロマートのワンツーに組み付くゴンチャイ。左フックをもらってもヒジとヒザで前へ出る。