▼第5試合 -63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位)
判定3-0 ※30-29、30-30、30-28
×伊藤空也(BRAVE/元GRACHANバンタム級王者)
鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAMの特攻隊長・基山は2018年12月にACCELでプロデビュー。『ONE WARRIOR SERIES』には2度出場して2度とも勝利、2021年3月には『RIZIN』で大雅と対戦したが判定で敗れた。SBには2022年3月から出場して3連勝、RISEでも樋口知春から勝利を収めるも2023年2月に田中佑樹に判定で敗れて5連勝がストップ。4月大会ではSB香港支部から参戦したヒュン・ツェイ・ヘイデンにヒザ蹴りでダウンを奪って勝利した。戦績は12勝(1KO)4敗。
芦田と同門の伊藤は禅道会出身で全日本選手権軽量級優勝の実績を持ち、16歳でMMAデビュー。主戦場の『GRACHAN』では2020年9月にバンタム級タイトルを獲得。2021年には、朝倉海ら国内トップクラスが参戦したRIZINバンタム級JAPANグランプリの出場メンバーにも抜擢された。2022年3月のRIZINでは魚井フルスイングに勝利、その後もGRACHANでイ・ハンヒョン、安部路人に勝って3練習中。
1R、伊藤がタックルに行くと基山はロープの間から転落しそうになる。サウスポーの基山はジャブ、伊藤は飛び込んでの右フック。伊藤はワンツーからの組み付きを見せるがそのまま倒れてしまいシュートポイントにはつながらない。基山は左フックからのヒザ蹴り2連打。
2R、左ミドルをキャッチした伊藤はシングルからダブルに切り替えて持ち上げようとしたが基山は腰を落として防ぐ。基山は左ミドル、ジャブ、左ヒザ。伊藤のダブルレッグは持ち上がらず不発。基山が左フックからの左ミドル、伊藤はその蹴り足をキャッチして投げに持って行こうとしたが失敗。基山はジャブ、左ストレート、左三日月と距離をとった打撃を当てていく。
3R、右ストレート連打で前へ出た伊藤は滑り込んでの足をとりにいくがこれは認められず。基山はジャブ、左ストレート、左ハイと長い距離の攻撃を当てていき、伊藤が組んでくるとヒザ。左ミドルをキャッチして倒す伊藤だがこれはシュートポイントにならず。基山はジャブ、左ストレート、ヒザとヒットを奪っていき、伊藤もガムシャラに左右フックを打ち返すが基山の打撃の方が正確に当たった。