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【ONE】メインのランボーレックvs.ダヤカエフをナビル・アナン、スーパーレック、スアキム、ノンオー、セーマペッチ、ヨッドIQが予想=1・24『ONE Fight Night 39』

2026/01/21 23:01
 2026年1月24日(土)タイ・ルンピニースタジアムにて『ONE Fight Night 39: Rambolek vs. Dayakaev』(U-NEXT配信)が開催される。  メインイベントは、ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ3分3R、同級4位ランボーレック・チョー・アッジャラブーン(タイ/Superbon Training Camp)vs.同級5位アブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)。  この試合は当初、2025年11月8日の『ONE Fight Night 37』の第7試合で行われることが決まっていたが、ダヤカエフが手の感染症のため欠場。延期されていた。  ランボーレックはONEで6勝(4KO)2敗。スーパーボンとノンオーが率いるスーパーボン・トレーニングキャンプで成長を遂げ、現在4連勝中。前戦は2025年9月にドミトリー・コフトゥンに左フックで2R TKO勝ちした。  ダヤカエフは2023年11月の『ONE Friday Fights 39』から参戦すると4連勝を飾ったが、2024年10月にヨッドIQにONE初黒星を付けられた。2024年12月の再起戦では日本でもお馴染みのシップムーン・シットシェフブンタムを1RでKO、2025年2月にアレッシオ・マラテスタも1RでKO、5月にはセーマペッチをも2RでTKOに破り、7月にはフェザー級でノンタチャイを左フックで初回KOと4連続KO勝ち中。蹴り足キャッチからの強打が武器。戦績は15勝2敗。  この一戦を、同階級のスター選手たちがONE Championshipの公式サイトにて占っている。  現世界王者のナビル・アナンは「ランボーレックは最近絶好調で、コンスタントに勝利を収めています。彼の強みはスピードと多彩なファイティングスタイルです。一方、アブドゥラはいつものスタイルを貫き、力強いパンチを繰り出し、相手にプレッシャーをかけ、KOを狙っています。  この試合の鍵は、アブドゥラがダウンかKOを奪えるかだ。もし追いつけなければ、よりバランス感覚に優れたランボーレックに流れが傾く可能性がある。これはスピードvs.パワーという、全く異なるスタイルの対決となる。最終的には、より多くのパンチを当てた方が勝者となるだろう」と、スピードvs.パワーの対決となり、KOかダウンを奪えばダヤカエフの勝ち、ディフェンスされればランボーレックの勝ちと見る。  元世界王者のスーパーレック・スーパーレックムエタイは「アブドゥラは鋭く速いパンチを繰り出す選手で、それが彼の脅威です。また、俊敏性、フットワークの良さ、そして素早い動きも持ち合わせています。これまでの試合を見れば、彼がこれらの強みをうまく活かしていることは明らかです。  ランボーレックに関しては、彼は既に強く、バランスの取れたファイターです。スーパーボンキャンプでのトレーニングで、様々なレベルのファイターとスパーリングする機会を得たことで、明らかな成長が見られました。彼の調子は向上し、以前よりもスキルが向上しました。結果はリング上の状況次第です。非常に接戦になると思いますが、私はやはりランボーレックの勝利を応援しています」と接戦を予想し、心情的にはランボーレックを応援したいとした。  同じく元世界王者ノンオー・ハマは「ランボーレックは若く、体力も十分で強靭です。決断力があり、心が広い。そこが本当に気に入っています。試合展開を予測するタイミングも良く、打撃も多彩で効果的です。まだ経験不足で、年齢も若く、試合経験も浅いため、改善の余地はありますが、リング上では克服できるはずです。冷静さを保てば、試合は続けられます。  アブドゥラに関しては、彼は鋭く連携の取れたパンチを連発するファイターです。しかし、ランボーレックと比べると、まだ少し遅いと思います。全体的に見て、この試合は激しい戦いになりそうで、ダウンを奪う可能性も高い。アブドゥラはKOで試合を締めくくるために、クリーンなコンビネーションを繰り出そうとするだろう。  一方、ランボーレックは堅いディフェンスと効果的なカウンターアタックに集中する必要があるだろう。最終的には、ランボーレックの方が決定的な動きを見せ、勝利する可能性が高いと予想する」とランボーレックのスピードが優ると予想。  スアキム・ソー・ジョー・トンプラジンは、「ランボーレックは、幅広いテクニックを持つ熟練した攻撃的なファイターであり、一方アブドゥラは、リング上での心理戦に優れ、相手を挑発しながらも、強力で速く、重い打撃を繰り出すことができるファイターです。  アブドゥラは喧嘩屋と戦う方がラクだと思います。ランボーレックのような熟練のファイターと対戦するとなると、パフォーマンスが劣り、フルラウンドまで持ち込めない可能性が高くなります。おそらく、どちらも退かない、攻撃的な攻防戦になるでしょう。しかし、ランボーレックは誰も恐れません。最終的には、ランボーレックが勝利するでしょう」と、ランボーレックを高く評価する。  セーマペッチ・フェアテックスは「ランボーレックの強みはスピードと打撃の力にあり、弱点はほとんどありません。一方、アブドゥラは速くて力強いパンチに優れています。うまく戦いを進めれば、どちらにも勝利のチャンスがあります。しかし、懸念材料は、ランボーレックが強打に対する耐性が低いことです。  全体的に見て、アブドゥラがパンチを繰り出し、試合を主導する可能性が高いでしょう。しかし、もし彼がKOで試合を終わらせることができず、そのまま試合が続けば、ランボー・レックに有利に働く可能性があります。最終的には、ランボーレックが勝利。最終ラウンド前に試合を終わらせる可能性もあると思います」と、ダヤカエフの強打にランボーレックが耐えられない可能性を指摘しつつも、ランボーレックの勝利を予想。  ヨッドIQ・オー・ピモンシーは「ランボーレックはムエタイスタイルに近い。彼の武器は重厚で鋭く、パンチはどれも効果的で、明らかによりバランスが取れている。最近、相手をKOするほどの強烈なパンチを披露した。彼のフォームは素晴らしい。  一方、アブドゥラはロシアスタイルの強烈なパンチャーだ。キックも受け止め、パンチでカウンターを狙う。しかし、彼の弱点はパンチをブロックすることを好まないことだ。リスクを冒して打ち合うことを好んでいるのだ。  この試合はどちらが先にミスをするかにかかっています。どちらの選手も力強く鋭い打撃を持っているので、先に攻撃を受けた方が間違いなく倒れるでしょう。しかし、フルラウンドになる可能性は高く、ランボーレックが勝利すると信じています。私はこの試合でタイの選手を応援します。私はムエタイという正統派の格闘技を信じています」と、同じくダヤカエフの強打を懸念しながらもランボーレックが判定で勝つだろうとした。  5人はタイ人、アナンもアルジェリアとタイのハーフということで、ランボーレック寄りの予想とはなっているが、果たして。 [nextpage] ONEムエタイ&キックボクシングでも吹き荒れるロシアン旋風  コ・メインの第8試合フライ級ムエタイ3分3Rでは、ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ/Sor Sommai)とアサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)の、こちらもタイvs.ロシアのカードが組まれた。  ゴントーラニーは2018年にラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王座、2022年に同ライト級王座に就いているサウスポー。ONEには2023年5月から参戦し、Friday Fightsでギンサンレック、内藤大樹、ジャオスアヤイらに連戦連勝で2024年4月に本戦契約を獲得。本戦第1戦のスーパーレックには敗れたものの、タギール・カリロフ、ナックロップ、ノンオーに3連勝。しかし、2015年5月のノンオーとの再戦で敗れ、10月のアスラムジョン・オルチコフ戦でもダウンを奪われ判定で敗れた。ONE戦績は10勝3敗。  イマンガザリエフは180cmの長身を持つ22歳。2024年7月からONE Friday Fightsに参戦すると、6勝(5KO)と無敗の快進撃。通算戦績でも10勝無敗だ。2025年8月にはパンパヤックを1R2分7秒、右ハイキックでKOしてみせた。右の蹴りを多用し、右ロー、右ミドル、前蹴り、カカト落としと多彩な蹴り技を繰り出す。  第5試合のフェザー級キックボクシング3分3Rは、モハメド・シアサラニ(イラン/Team Mehdi Zatout)vs.ペドロ・ダンタス(ブラジル/Guerreiros Team)。  シアサラニは2023年からONEに参戦し、シッティチャイやモハメド・ブタザ、野杁正明に勝利したリウ・メンヤン、ジュー・ナタウットに勝利。なによりも2025年5月に、海人を完封して勝利した試合は衝撃的だった。構えをスイッチし、左ミドルと右三日月蹴りを蹴りながら、蹴りからパンチをつなげていく。飛び込んでの左ストレート、左ボディブローには一発で相手をダウンさせる威力を秘める。ナタウット戦ではオーソドックスで右ローを蹴ってのワンツーでKO勝ち。左右どちらでも倒せることを証明した。ONEでは4勝2敗で現在3連勝中。  ダンタスは、ブラジルの数学五輪でメダリストに輝く秀才で、MMA6戦全勝(4KO・2一本勝ち)。25年2月の『LFA 201』で1R KO勝ち。2025年7月に、イリヤ・フレイマノフの代役で緊急参戦したが、MMAでイブラギム・ダウエフに判定負け。元々はキックボクサーだったということで今回はキックボクシングルールでの試合となる。  第2試合はフェザー級ムエタイ3分3Rで、ウラジーミル・クズミン(ロシア/Fight Club Archangel Michael)がモハナド・バップーッティ(イラク/Ekkasit Muay Thai)と対戦。  クズミンは2022年2月の初参戦でクリス・ショーに判定勝ち。その後はムアンタイ、ハガティーと強豪に連敗を喫するも2023年11月にファビオ・ヘイス、2024年3月にザファー・シャイックに判定で連勝した。4月の連戦でスーブラックに判定負け。7月にステファン・コロディに判定勝ち。スイッチを多用し、伸びるストレートが持ち味のテクニシャン。左の蹴りが得意で上中下と散らし、時折サイドキック、バックスピンエルボーも繰り出す。  イラク人ファイターのバップーッティはONE初参戦。その実力やいかに。  ムエタイ&キックボクシングでもONEに旋風を吹かせているロシア勢。タイ人ファイターたちはムエタイの威信に懸けて彼らをストップすることが出来るか。
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