DEEP vs NARIAGARI 対抗戦
▼DEEPvs.NARIAGARI MMAルール メガトン級 5分2R
赤沢幸典(Tristar Gym日本館/Team Cloud)
朝太(NARIAGARI)
赤沢は、カナダでGSP所属のトライスタージムで10年の修行後、帰国。DEEPで大成、アンディ・コングに勝利も、2022年11月の酒井リョウとの暫定王者決定戦でKO負け。2023年2月のBLUCK COMBAT との対抗戦・大将戦でも逆転負けと2連敗中。秋山成勲や平本蓮、スダリオ剛のトレーナーとしても活躍しているが、自身の現在肉体改造にも取り組んでいる。
赤沢「力の差を見せつけて完全制圧する」
「(朝太に)MMAの経験はそこまでないということは分かっていますが、ケージに上がる以上は対等の相手として、しっかりプロとしての力の差を見せつけて完全制圧します。
過去2戦、DEEPの暫定王座戦とBLACK COMBATの大将戦をやらせていただいて、自分自身、問題点がスタミナだったり、動きの部分でコントロールできていないなというところもあったので、減量もしっかりして身体を作ってきました。6月の試合を照準にしてきましたが、それがこの7月にずれて、しっかりコンディション整えて最高のパフォーマンスを見せます。
(「酒井」にトラウマが?)たしかにそうなんですよね(苦笑)。ここで時が来たというか、3度目の正直の“酒井”戦。しっかりブッ倒して、僕がNARIAGARIたいと思います」
朝太「酒井(リョウ)がやって、次の酒井がいてまう」
酒井朝太こと朝太は、沖縄出身・福岡育ち。小学生の頃から喧嘩に明け暮れたが、畑山隆則の自伝『拳運』に心打たれヨネクラジムに入門、半年でボクシングのプロテスト合格も、総合格闘技に転向。BLUE DOG GYMでトレーニングし、地下格闘技を経験してきたという。2023年2月のNARIAGARIではキックルールで“北陸の怪人”SANTEにKO勝ちしている。
「九州のNARIAGARI特攻隊長・朝太です。さっき目を合わせたときにすごく目が泳いだ。赤ちゃんかなと。MMAの経験が少ないと言われたけど、キックボクシングの試合はNARIAGARIが人生初だった。いままでずっとMMAでやってきたんで、プロじゃないと言われればそれまでだけど、寝ても乗っかってもいいよ、別に。ただ、沈めるのは俺や。みんな命かけてリングに上がるんやから、俺はこの試合、踏み台にしか思っていない。NARIAGARIのコンセプトは、代表である皇治さんをも踏み台にして上がるような野心のあるやつしか生き残れないと思ってるんで、赤ちゃんしっかり倒して、目指すは皇治さんと一緒の同じ舞台に同じ日に上がるのが夢です。
MMAは非公式では、負け試合が1試合かな。練習はもともと池袋のBLUE DOG GYMにいまして今野(寛和)会長のところでしっかり雑草魂を磨いてきてますし、赤沢選手、綺麗なことを言ってるけど、ちょっと肝細いな。対抗戦も負けて、しかもちょっとジンクスがあるんじゃない? 僕、苗字が酒井朝太というんですけど、たぶん『酒井』のトラウマが強いんよね、彼。酒井(リョウ)がやって、次の酒井がいてまいますわ」(朝太)