キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】龍聖がまさかのダウンも追い上げて死闘制す、小笠原瑛作がトンミーチャイの気迫に苦戦も勝利、武蔵が小倉尚也を初回KO、乙津陸が豪快KO勝ち

2023/06/11 18:06

▼第2試合 KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級 3分3R延長1R
〇津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
TKO 2R 1分47秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
×MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元WPMF日本ウェルター級王者)


 REDスーパーウェルター級では、昨年12月にクンタップとの王座決定戦で惜敗した津崎と、3.5代々木で渡慶次幸平にBLACKルールで敗れたMASATOが、浮上をかけた一騎討ち。


 1R、津崎は前へ出てジャブと左右ミドル、組み付くと早くもヒジを繰り出す。MASATOは前に出る津崎にテンカオをカウンターで入れようとしたが、片足立ちになったところで津崎に右ストレートを合わされてダウンを奪われる。右ストレートから右ミドルを蹴る津崎の蹴り足をキャッチしたMASATOは鮮やかなコカしを見せた。ラウンド終盤、津崎の右の連打にまたもテンカオを合わせようとしたMASATOは片足立ちになったところへ右ストレートを合わされてダウンを奪われる。


 2R、津崎は右ローから右ストレート、MASATOは組んでのヒジを狙うが津崎が防ぐ。津崎はジャブ、ワンツー。津崎が左縦ヒジをガードの隙間に入れたところで、MASATOが流血。ドクターチェックとなる。ここでストップがかかり、津崎のTKO快勝となった。


 マイクを持った津崎は「3連敗中でへこんでいたんですけれど、今日は勝ててほっとしています。今日の勝利でまたこれから連勝してクンタップ選手までたどり着きたいと思います」と、タイトル戦線に浮上したいと語った。

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