キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】龍聖がまさかのダウンも追い上げて死闘制す、小笠原瑛作がトンミーチャイの気迫に苦戦も勝利、武蔵が小倉尚也を初回KO、乙津陸が豪快KO勝ち

2023/06/11 18:06

▼セミファイナル(第5試合)KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
〇武蔵(WIVERN)
KO 1R 1分58秒 ※3ノックダウン
×小倉尚也(スクランブル渋谷)
※武蔵が挑戦権を獲得。


 武蔵はまだ18歳の新鋭でK-1、RISEのジュニア大会で優勝し、プロ戦績は6勝(2KO)1敗1分。3月の代々木大会にてKNOCK OUTに初参戦すると、現KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木とダウン応酬の末に1R2分46秒、右ストレートでKOする番狂わせを起こした。


 小倉は2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦しているファイターで、パンチを武器に18勝(9KO)11敗2分の戦績。2021年は第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場し、優勝候補の呼び声も高かったが、1回戦で内田晶に敗戦。3連敗を喫して心機一転、2022年12月にKNOCK OUTに参戦すると加藤和也に判定勝ち、2022年3月には工藤“red”玲央に初回TKO勝ちして再び波に乗った。




 1R、武蔵が前蹴りのフェイントからのジャブでダウンを奪う。武蔵はジャブから右ストレートで仕留めに行くが、小倉も右のカウンターで迎え撃つ。武蔵の伸びるジャブにガードを固める小倉。右のカウンターを浴びせる所へ逆に右をもらって小倉が2度目のダウン。武蔵は後ろ蹴り、コーナーへ詰めての連打で左フックが決まり、小倉が3度目のダウン。武蔵が速攻のKO勝利を収めた。

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