K-1K-1
K-1
レポート

【Krush】決勝で大鹿統毅が優勝候補の大夢を破り8戦無敗で第2代王者に、松山勇汰が岡嶋形徒を初回KO

2023/05/20 18:05

▼第6試合 Krushスーパー・ヘビー級 3分3R延長1R
×丸山公豊(宮田ジム/初代KPKB(九州プロキックボクシング)ヘビー級王者、初代激突ヘビー級王者)
判定0-3 ※27-29×2、27-30
〇木村太地(TEAM RHAPSODY)


 Krushでは珍しいスーパー・ヘビー級のカードが組まれた。


 丸山は熊本県出身の重量級ファイターで九州の大会を中心にキャリアを積み、プロデビューから無敗街道を突き進んで九州で活動している「激突」「KPKB(九州プロキックボクシング)」の2団体でヘビー級王座を獲得。2021年7月のK-1初参戦では実方宏介にKO負け。2022年8月、2度目のK-1に参戦では坂本英則を右ストレートでKOした。“動けるデブ”を自認する。


 木村は第12回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス+75kg優勝、第40回K-1アマチュアチャレンジAクラス+75kg優勝。プロ戦績は2勝(2KO)1敗で、Krushでは2022年7月に佐野勇海にKO勝ち、9月に山口翔大に判定負けとなっている。


 1R、木村は丸山の膝関節を踏みつぶすような関節蹴りを連発。さらに飛びヒザ蹴りやフック&アッパーを繰り出すなど多彩な技を出す。丸山は右インローから左右フックを繰り出すが、ローに左フックを合わされてダウンを喫する。


 2R、木村の多彩な技に押される丸山だが、右フックをフルスイングしてヒットを奪うと右フック連打で木村を追い込む。しかし、木村も右フックで逆襲。左右フックとボディで丸山をコーナーやロープへ追い詰める。すると今度は丸山がバックハンドブロー。場内は大いに沸いた。


 3R、丸山の左インロー&右フックに木村は右アッパーを突き上げる。丸山は右フックを叩きつけ続け、木村も右アッパーを突き上げる。お互いが密着した状態で木村はカカト蹴りを丸山の太ももへ連発し、丸山をコーナーへ詰めると左右フック&ボディの連打で釘付けに。


 最後にラッシュを見せた木村が判定勝ちした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント