▼第7試合 Krushライト級 3分3R延長1R
×堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 2R 2分50秒 ※右ストレート
〇SEIYA(POWER OF DREAM)
堀井は2019年3月にK-1 JAPAN GROUPに初参戦、1Rにダウンを奪われながらも3度のダウンを奪い返して1R2分46秒でKO勝ち。その試合のインパクトもさることながら、もっと話題を集めたのは試合前の個性的すぎる“メンチ切り”だった。堀井が「フラッシュバック」と命名したこのメンチ切りは、相手に背中を向けてエビ反りになって相手を睨みつけるというもの。3連敗の後に2020年6月の南雲大輝戦では相手のローブローにより反則勝ち。その後は再び3連敗を喫したが、2022年10月のSATORU成合戦ではTKO勝ちを飾った。前戦は2023年2月、伊藤健人に判定負け。戦績は8勝(6KO)7敗3分。
SEIYAは幼少期から空手で様々な実績を残し、14歳でキックボクシングを始める。2015年8月にKrushデビューを果たし、2016年8月からはK-1 JAPAN GROUPで5連勝を飾った。しかし、2020年6月に弘輝、9月に瓦田脩二、2021年3月に竜樹、9月に鈴木孝司に敗れて4連敗。今回は1年8カ月ぶりの復帰戦となる。戦績は9勝(3KO)6敗。
1R、ジャブ&ローのSEIYAに右ストレートを打った堀井は、SEIYAが右ストレートを打ち返してくるとカウンターで右ヒザを顔面に突き上げて見事なカウンターでダウンを奪う。SEIYAは右カーフを徹底的に蹴っての反撃。堀井はSEIYAをロープに背負わせて右ボディを打つが、カーフを蹴られまくった。
3R、SEIYAは左インロー、右ロー、左右ミドルと蹴りを中心とした攻撃を見せるSEIYAに堀井は右ボディを左右フックで対抗。SEIYAの蹴りが決まる場面が増え、ここで右顔面ヒザのお返し。堀井がグラついて下がるところへSEIYAが左右連打で追い打ちし、右ストレートでダウンを奪った。
立ち上がろうとした堀井だが、腰から崩れ落ち、レフェリーはストップを宣言。堀井はまだ戦えると抗議するが、SEIYAの逆転KO勝ちとなった。