▼セミファイナル(第9試合)Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R 1分56秒 ※左ハイキック
〇松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg王者)
岡嶋は『格闘代理戦争』の卒業生で2019年9月にプロデビュー後は5連勝を飾ったホープ。しかし、6戦目の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」準決勝で森坂陸にKO負けして初黒星。2021年6月にはフェザー級王座への挑戦者に抜擢されたが、王者・新美貴士に1R16秒でTKO負けを喫した。2022年4月に國枝悠太に負傷判定3-0で勝利して再起するも、その後は稲垣澪と龍斗に連敗。戦績は6勝(1KO)4敗。
松山はK-1甲子園2020 -60kg王者で、2020年12月のプロデビューからK-1で2連続KO勝利したが、2021年12月の寺田匠とのホープ対決ではダウン応酬の末にKO負け。初黒星を喫したが、その後は目黒翔大に判定勝ち、SOULにKO勝ちと連勝中。戦績は4勝(3KO)1敗のサウスポー。
1R、両者ともスピードのある攻撃を繰り出し、目まぐるしい展開。岡嶋は蹴りからパンチのつなぎが速く、松山はコンビネーションの回転が速い。岡嶋が前へ出てくるところに左ハイをかすめた松山は、そこから左ハイを狙っていく。
右カーフも蹴り、右ボディと右を意識させつつ、左ハイを蹴る松山。岡嶋も手を出しながら前へ出て行く。松山は左ヒザ、さらにボディを打って右フックからの左ハイキック。これがノーガードだった岡嶋へ見事に決まり、松山の鮮やかな初回KO勝ちとなった。
松山はマイクを持つと「今日6戦目だったんですけれど、岡嶋選手も強いし、同じKRESTの寺田選手に勢いに乗ったところで負けて、始まってすぐに倒しに行きすぎたところがあって負けた試合が蘇って来ちゃったんですけれど、そこで絶対に勝つという気持ちで1RKO出来てよかったです。岡嶋選手いろいろな選手とやっていますが、多分、僕が一番いいKO出来たと思うので、僕は絶対に倒して勝てると思うのでそろそろタイトルマッチが出来る相手を用意してください」とアピールした。