▼第3試合 スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇内田 晶(チーム・タイガーホーク)
判定3-0 ※28-26×3
×倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
内田は2014年12月からKrushに参戦するも引き分けを挟んで4連敗。2021年5月大会で三井大揮を3R3分ちょうど、右ストレートでKOすると、8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場。1回戦で優勝候補の一角と目されていた小倉尚也を判定で破る番狂わせを起こしたが、準決勝で鬼山に判定3-0で敗れた。2022年2月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場、1回戦で佐々木洵樹に敗れるも延長戦までもつれ込む接戦を演じた。前戦は7月に永坂 吏羅にKOで敗れて3連敗中。戦績は3勝(2KO)7敗1分。
倉田は2019年11月にプロデビュー。壬生狼一輝、池田幸司らバンタム級トップクラスには敗れたが、2022年2月からスーパー・バンタム級に階級を上げると愛瑠斗、紫苑にKO勝ち、黒田勇斗に判定勝ちと3連勝で勢いに乗る。戦績は6勝(4KO)4敗1分。
1R、内田は右ローを蹴り、左ミドルと左ロー。倉田も右インローを蹴っていく。両者慎重に蹴りでの探り合い。倉田が右ローを強めると内田も強い左ローを返す。
2Rになると両者アグレッシブに動き出す。倉田が前へ出てパンチを繰り出せば内田も左ミドルの数を増やす。左右ミドルを蹴る内田に倉田が右フックを放ったところへ内田がカウンターの右フックでダウンを奪う。右フックで切り込む倉田だが内田が右フックを当てる。しかし、打ち合いに行った倉田が執念の右フックでダウンを奪い返した。
3Rが始まると同時に両者フックでの打ち合い。内田は一度離れてジャブとミドルで距離を撮り直す。倉田は前へ出て右フックをフルスイングして倒す気満々。そこへ内田が右ストレートを突き刺す。終盤もノーガードの打ち合いとなり、内田が右ストレートでダウンを奪う。倉田が立ち上がったところで試合終了。