▼第8試合 ウェルター級 3分3R延長1R
〇加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/第8代Krushウェルター級王者)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-27
×幸輝(インタージム/KPKBスーパーウェルター級王者)
加藤はレオナ・ペタスの弟で、2017年12月にKrushでプロデビュー。左右どちらにも構え、豊富な運動量で動き回る独特な戦い方で戦績は6勝(3KO)3敗。2021年1月に山際和希を判定で破り、第8代Krushウェルター級王者となったが、4月の初防衛戦で松岡力に判定で敗れ王座を失った。今回は2022年4月の野杁正明戦以来、約10カ月ぶりの試合となる。戦績は6勝(3KO)4敗。
幸輝は初代九州プロキックボクシングスーパー・ウェルター級王者で、戦績は10勝(4KO)6敗。2021年4月のKrush初参戦ではFUMIYAをKOしたが、7月のK-1初参戦では安保瑠輝也にKO負け。2022年8月には海斗にKO負けと連敗中。戦績は10勝(4KO)6敗。
1R、右カーフを蹴る加藤に幸輝は右ストレートを合わせに行く。ならばと加藤は右フックから左ヒザ、さらに三日月。幸輝のワンツー連打に棒立ちになった加藤だが、すぐにワンツー連打で逆襲。真正面からのストレートの打ち合いで加藤が左ストレートをヒットさせてダウンを奪う。
2R、幸輝のパンチにヒザで対抗する加藤。再び右カーフを蹴る加藤に幸輝は右ストレートを合わせに行く。左フックをねじ込み、一気にパンチとヒザでまとめる加藤。幸輝はヒザで迎え撃ち、離れると右ストレート。鼻血を出す加藤は前へ出て右カーフを蹴る。
3R、加藤が左ハイを蹴ると幸輝も左ハイを蹴り返す。ロープ際へ追い込む幸輝に加藤も左右フックで反撃。幸輝の右ストレート、加藤のヒザ&ジャブがそれぞれヒット。幸輝の右ストレートが2度ヒット、さらに左フックも。しかし加藤は倒れず手を出して前へ出る。両者かなり疲労の色が濃くなり血まみれ。足を止めて打ち合い、加藤が左右ストレートでヒットを奪う。幸輝も負けじと打ち返し、最後は加藤が右ハイキック。