▼第7試合 バンタム級 3分3R延長1R
×吉岡ビギン(team ALL-WIN/第6代Krushバンタム級王者)
判定0-2 ※30-30、29-30×2
〇白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&MUAY-THAI OPENスーパーフライ級王者)
吉岡は2020年3月大会で第4代Krushバンタム級王者・晃貴から合計3度のダウンを奪って判定勝ち。「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」では池田幸司、黒田斗真、橋本実生に勝利して第6代王座に就いたが、2021年3月の初防衛戦で計量をクリアできなかったため王座ははく奪。試合も減点が響いて壬生狼一輝に敗れ、そこから2022年5月の永坂吏羅戦まで3連敗となっている。戦績は12勝(1KO)4敗2分。
白幡はアマチュアで多数の経験を積み、2018年10月にプロデビュー。2019年12月1日にはMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得。2021年2月にはKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座も奪取した。2022年3月、RIZINで吉成名高に挑むもTKOで敗れている。戦績は12勝(1KO)4敗1分。今回がKrush初参戦。
1R、出会い頭、サウスポーの白幡の左インローがローブローとなり試合は中断。再開後、ミドルの蹴り合いとなる中、白幡の左インローがまたもローブローに。再開後も白幡は臆せず左右ローを蹴っていき、吉岡も蹴り返す。白幡が左ボディから右ローを蹴ると吉岡の急所をかすり、3度目の中断。白幡には警告が与えられた。
2R、吉岡がサウスポーに構えると白幡は右カーフを狙い撃ち。すぐにオーソドックスに戻した吉岡には左ミドルを蹴っていく。吉岡も左ミドルとバックハンドブロー。
3R、白幡が左ミドル、ワンツーからの左ヒザ。吉岡は右インローを蹴る。じりじりと前に出る吉岡だが白幡に先手をとられて手数が少ない。白幡は左ミドルと左ストレートを出していき、吉岡が追っていく展開に。吉岡は右フックをフルスイングして打ち合いに持ち込もうとするが、白幡は左ミドルを蹴る。