▼第6試合 ライト級 3分3R延長1R
×昇也(士魂村上塾)
判定0-3 ※27-30×3
〇児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
昇也は2019年12月のBigbangで行われた王座決定戦を制して第4代Bigbangスーパーライト級王者となった。2021年4月にKrush初参戦を果たし、迅也に先制のダウンを奪われるも逆転KO勝ち。7月には瓦田脩二に判定負け、10月もバズーカ巧樹に敗れて連敗し、2022年1月のBigbang王座防衛戦では増井侑輝に判定負けで王座を失った。しかし、7月に三宅祐弥に初回KO勝ちすると10月には瓦田脩二を延長戦の末に判定勝ちでリベンジ成功。サウスポーから多彩な蹴り技を繰り出し、左フックを強打するタイプ。戦績は16勝(7KO)9敗2分。
児玉は2020年11月からKrushに参戦し、2戦目で提髪和希に判定で敗れるもその後は2連勝。4勝(1KO)1敗の戦績を持つ。
1R、サウスポーの昇也が片足を上げて踏み込んだところへ児玉がワンツーを綺麗に合わせてダウンを奪う。昇也は左右フックで前へ出ていくが、児玉はワンツーで迎え撃つ。接近戦で左ボディとヒザを打つ昇也。離れると児玉がワンツーをヒットさせるが、すぐに昇也が距離を詰めて左ボディとヒザで攻める。
2R、昇也は思い切り左フックを叩きつけ、接近すると左ボディと左ヒザ。ダウンを取り返しにいくが、児玉もワンツーを綺麗にヒットさせる。昇也は飛びヒザも放つが、児玉のワンツーをまともにもらってしまう。昇也はコーナーへ追い込んでの連打を見せるが、離れると児玉のワンツーを何度も被弾。
3R、両者ローを蹴る中、児玉は右ハイキックをヒットさせる。これに昇也は“もっと来いよ”とカモンゼスチャー。昇也はコーナーへ詰めての連打を見せるが、すぐに児玉がワンツーで逆襲する。顔面やボディにノーガードで被弾しても前へ出る昇也。左右フックをまともにもらっても防御せず左フックを打ち返す。児玉の左右フックがどれだけヒットしても昇也は顔色ひとつ変えず、前へ出て行った。