▼第1試合 Krushライト級 3分3R延長1R
〇伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
判定3-0 ※30-27、30-28、29-28
×堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
伊藤は3連敗を喫した後、2022年6月に階級をライト級に上げて初戦で南雲大輝に2RKO勝ち。9月は弘輝に判定で敗れるも12月は鈴木翔也に判定勝ち。戦績を11勝(3KO)12敗4分とした。
堀井は2019年3月にK-1 JAPAN GROUPに初参戦、1Rにダウンを奪われながらも3度のダウンを奪い返して1R2分46秒でKO勝ち。その試合のインパクトもさることながら、もっと話題を集めたのは試合前の個性的すぎる“メンチ切り”だった。堀井が「フラッシュバック」と命名したこのメンチ切りは、相手に背中を向けてエビ反りになって相手を睨みつけるというもの。3連敗の後に2020年6月の南雲大輝戦では相手のローブローにより反則勝ち。その後は再び3連敗を喫したが、2022年10月のSATORU成合戦ではTKO勝ちを飾った。戦績は8勝(6KO)6敗3分。
1R、堀井は右カーフで伊藤を転倒させる。伊藤も右カーフを蹴り返す。ジャブを伸ばしてワンツーで入る堀井だが、その左に伊藤は右を被せる。右カーフの蹴り合いから、堀井が左右フックをヒット。伊藤は右を狙うも堀井は十分警戒している様子。
2R、ジャブから切り込んで連打やヒザにつなぐ堀井。伊藤のジャブに左ボディを合わせる。堀井の右カーフ、決して綺麗な打ち方ではない堀井の左右フックに伊藤は戸惑い気味。しかし、伊藤の右が堀井の頭部を捉え始める。伊藤左目上から流血するが右ストレートと左フックを打つ。
3R、伊藤は右カーフを蹴りつつ、右ロングフック。堀井が入り込もうとしたところに伊藤が右フックを合わせてダウンを奪う。ガムシャラに前へ出て左右フックを打つ堀井だが、まだ効いているのか動きがスローに。左目を腫らせた堀井は足を止めて左右フックを打つが有効打はない。逆に伊藤が左フックをヒット。