▼第9試合 PROGRESS ウェルター級王座決定戦 5分3R
×森戸新士(藤田柔術/LEOS JIU JITSU ACADEMY)75.2kg
[2R 4分27秒 腕十字]
〇ジョセフ・チェン(台湾)76.8kg
2022年のPROGRESSをリードした森戸新士(藤田柔術/LEOS JIU JITSU ACADEMY)と、台湾のジョセフ・チェンが「PROGRESSフォークスタイルグラップリング王座決定戦」に臨む。
2021年JBJJF黒帯ライト級優勝の森戸は、ケージグラップリングであるPROGRESSを牽引した立役者。濱村健、長田拓也に一本勝ちすると、2022年6月には河名マストにスプリット判定で惜敗している。
対するジョセフ・チェンは、2022年6月のADCCオセアニア&アジア予選77キロ級準決勝で、岩本健汰と延長戦の激闘を繰り広げたグラップラー。
テキサスのB-Teamでその岩本とも交流する台湾の若き実力者は、森戸とどんなケージグラップリングを繰り広げるか。
オープンフィンガーグローブをつけてのPROGRESSケージグラップリング戦。
1R、金網に詰めてのでダブルレッグテイクダウンで2Pを奪うチェン。サイドからニーオンのチェン。足を戻す森戸は立つが、すぐについていくチェンが崩すも、ポイントにはならず。
森戸を押し込み、足を掴んでパスを狙うチェン。下の森戸は足首を掴み外掛けも、チェンはニースライスで脇差しパス。マウントを奪う。
2R、詰めて左手をツーオンで手繰って押してのテイクダウンはチェン。2Pを追加し4P。金網に押し込む。背中を着く森戸は足を効かせるが、腰を押さえるチェンはパス。左腕に足を乗せるチェンはマウントへ移行。残り2分11秒。バックを奪い、森戸の右腕を右足で縛ってバック。バッグクラブで2Pを追加。
6-0のなか、右手は抜いた森戸。両足をフックするチェンは4分27秒、腕十字でタップを奪った。評判通りの強さを見せたチェンがPROGRESS ウェルター級初代王者に輝いた。