▼第8試合 フライ級 5分3R
〇宮城友一(DROP)56.5kg
[1R 4分56秒 リアネイキドチョーク]
×久保健太(GSB多治見)56.45kg
3回戦で、元ライトフライ級王者の宮城友一が、注目のフライ級で久保健太と対戦する。
39歳の宮城は極真空手出身。プロ修斗公式戦で4勝2敗と勝ち越し。2連勝後、2020年12月に宇田悠斗に判定負けも。2021年4月に西村大地に判定勝ち。2021年9月の「GLADIATOR 015」で現王者NavEに判定負けも、11月のRIZINで安谷屋智弘に1R KO勝ち。2022年は3月に修斗で関口祐冬に判定負け後、RIZINで伊藤裕樹にTKO負け。しかし11月の修斗で鎌田悠介に1R KO勝ちで再起を遂げている。
対する40歳の久保は少林寺拳法出身。DEEP名古屋、PANCRASE大阪大会で4連勝後、2021年10月に鶴屋怜に2R TKO負けも、GLADIATORで中西テツオ、ヤックル真吾に判定勝ち。さらに2022年11月の「RIZIN LANDMARK Vol.4」で岡本秀義にグランドヒザでTKO勝ちし3連勝中だ。
この試合の勝者がNavEが王座に君臨するフライ級タイトル戦線で頭一つ抜けることとなるか。
1R、サウスポー構えの宮城は左の蹴りから。オーソドックス構えの久保に圧力をかけて追うと、押し戻す久保は右前蹴り。左手を伸ばす。喧嘩四つの前手争いから、久保は右手を挙げてから左の飛び込み。かわす宮城に詰める久保が右を当てる。
右回りの宮城は、左ミドルをヒット。久保を呼び込み左インロー。詰める久保は右から左前蹴りもその打ち終わりに組む宮城は、左で差して押し込み。久保の腰が正面を向いているところに右足をかけて手前に引き出しテイクダウン。
ハーフから左で差して右で枕に巻き、久保のブリッジに合わせてマウント。左腕で枕に巻いて右でパウンド。さらに久保が背中を見せたところをバックに。4の字ロックに組んでリアネイキドチョーク。久保は後ろ手を剥がしに行かず、背後の宮城にパンチも、1R残り4秒でタップした。
試合後、宮城は「沖縄からは遠いのであまり応援に来てもらえませんでしたが、YuTubeでたくさん試合を観てくれていると思うので、感謝します。あと、GLADIATORは自分のホームだと思っているし、修斗に出てもRIZINに出ても、GLADIATORのファイターだと思っているので、これからもGLADIATOR一員として一生懸命頑張っていきます。ありがとうございました」と語った。