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【UFC】トンプソンがホランドを4R TKO! ウェルター級でRDAがバーバリーナに一本勝ち、フライ級ニコラウが4連勝、パブロビッチが5連勝、ヒルがダコートに完勝、引退ホルツマンにグイダが勝利

2022/12/04 11:12

▼ウェルター級 5分3R
〇ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)32勝14敗(UFC21勝12敗)170lbs/77.11kg
[2R 3分20秒 リアネイキドチョーク]
×ブライアン・バーバリーナ(米国)18勝9敗(UFC9勝7敗)170.5lbs/77.34kg

 元UFC世界ライト級王者でライト級7位のドスアンジョスがウェルター級に参戦。ノーランカーのバーバリーナと対戦する。

 強打者のバーバリーナは現在3連勝中。ダリアン・ウィークス、マット・ブラウンを判定で下すと、2022年7月の前戦では元王者のロビー・ローラーを2R TKOに下し、5度目のファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞している。

 ドスアンジョスは、2018年6月にUFC世界ウェルター級暫定王座決定戦でコルビー・コヴィントンに5R判定負けで王座獲得ならず。2020年11月に4年ぶりにライト級復帰。ポール・フェルダー、ヘナート・モイカノ相手に連勝も、2022年7月の前戦でライト級10位のハファエル・フィジエフに5RKO負け。38歳となり、ウェルター級にカムバックした。

 1R、ともにサウスポー構え。右前足の蹴りを多用するバーバリーナ。ドスアンジョスはシングルレッグも差し上げるバーバリーナ。金網まで押し込むドスアンジョスは、両脇を差して大内刈でテイクダウン!

 すぐに背中を着かせ、ハーフからケージ側に肩固めへ。スペースが狭いか、右に抜けられずマウントに移行。対角で手首を掴みパウンド。背中を見せて立とうとするバーバリーナを小外で足を引き出し崩してブザー。

 2R、先に左右を振って詰めるバーバリーナが右で差して組みに。しかし離れ際にドスアンジョスが組んで小外がけで崩す。

 金網背に粘るバーバリーナに、正面からダブルレッグテイクダウンはドスアンジョス。立つバーバリーナをもろ差しにしてまたも足技でテイクダウン! 背中を着くバーバリーナにキムラ狙い。バーバリーナはブリッジから足を戻すが、立ち際にドスアンジョスが左足をかけてリアネイキドチョークへ!

 バーバリーナがタップ。ドスアンジョスがウェルター級で勝利を挙げた。

 試合後、ドスアンジョスは、「7年前にこのオーランドで戦ってタイトルを防衛したんだ。だから素晴らしいパフォーマンスで戻って来れて嬉しい。決して近道をせず、簡単な試合を選ばず、二つの階級で最強の選手たちと戦ってきた。自分にとって素晴らしいことだ。7年前にドナルド・セローニを倒し、コナー・マクレガーとの対戦を勝ち取ったけど、その試合は結局、実現しなかった。今日の勝利でその試合を勝ち取ったと思う」と感慨深げに語った。

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