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レポート

【GLORY】プラチバットが“これぞヘビー級”の豪快KO劇、ウェルター級王座決定戦は大接戦の末にセメリアが新王者に

2022/11/20 05:11

▼プレリム第2試合 フェザー級 3分3R
○デニス・ウォシク(ドイツ/同級7位)=64.6 kg
判定5-0 ※28-27、30-27×4
×モハメド・エル・メスバヒ (モロッコ)=63.2 kg


 36勝(9KO)8敗1分のウォシクは8月にRISEライト級王者・直樹からダウンを奪って勝利している。対するメスバヒは9勝(4KO)1敗で今回がGLORY初参戦。


 1R、圧をかけて前に出るウォシクに対し、メスバヒは飛び二段蹴りと前蹴りを多用する。ウォシクは良く伸びる右ストレートと右ロー。近距離で左右フックを回転させて左ボディを叩くウォシク。最後に飛びヒザ蹴りから左右フックをまとめたウォシクが優勢を印象付けたが、オープンスコアは3-2でメスバヒが優勢に。


 2R、ウォシクは鋭いジャブで前へ出ていき、メスバヒをロープに背負わせて左ボディ、右アッパーから右ストレート、さらにヒザ蹴り。メスバヒは前蹴りで距離をとろうとするが、ウォシクは右アッパーで相手の顔を上げさせて右ストレートと左右フック。接近戦でパンチを回転させたウォシクが5-0をマーク。


 3R、メスバヒは前蹴りと左三日月蹴りでウォシクを止めにかかる。ウォシクはワンツーを放って飛びヒザ蹴り。右アッパーからパンチをまとめるウォシクにメスバヒはヒザ蹴りで応戦、近付いてくるウォシクへワンツーを打つメスバヒ。


 ハンドスピードを存分に発揮したウォシクが判定5-0でGLORY2連勝を飾った。

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