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【GLORY】プラチバットが“これぞヘビー級”の豪快KO劇、ウェルター級王座決定戦は大接戦の末にセメリアが新王者に

2022/11/20 05:11

▼第3試合 ミドル級 3分3R
○セルカン・オズカグライヤン(トルコ/同級2位)=83.4kg
TKO 3R
×ジュリ・ド・ソーサ(ポルトガル/同級10位)=84.7kg


 オズカグライヤンはK-1ヘビー級で活躍したグーカン・サキの従兄弟。40勝(34KO)7敗という戦績を持ち、10月の『GLORY COLLISION 4』でシーザー・アルメイダに敗れてからの再起戦となる。サウスポー。


 ソーサは8月にGLORY初参戦でGLORYミドル級王者ドノバン・ウィセに挑戦したが判定で敗れた。戦績は43勝(20KO)7敗1分。


 1R、始まってすぐにオズカグライヤンの右フックからの左アッパーでソーサがダウン。オズカグライヤンは長いジャブから前へ出て接近するとヒザ、左ボディ。ソーサはロープを背負いながら両腕ブロックをガッチリと固め、右のカウンターを狙う。左のガードが低いオズカグライヤンに右フックを狙い撃ち。左ミドルを蹴っていくオズカグライヤンだがソーサも右ミドルを蹴り返し、飛びヒザ蹴りを発射。


 2R、、ソーサの左フックがいきなりヒット。オズカグライヤンもすかさず打ち返す。オズカグライヤンの左ストレートをダッキングでかわすソーサ。オズカグライヤンの左フックがクリーンヒットし、ソーサがグラつく。一気にパンチをまとめたオズカグライヤンが右アッパーでこの試合2度目のダウンを奪う。立ち上がったソーサは左フックを引っかけてのヒザ蹴り。オズカグライヤンは左ストレートからのヒザ、ソーサが右フックを打ち返してくるところへオズカグライヤンが左フックを浴びせてまたもダウンを奪う。


 3R、GLORYルールでは1試合で4度のダウンを喫するとTKOとなるため、もう後がないソーサ。前に出てくるソーサにオズカグライヤンが右フック、下がると飛びヒザ蹴り。ソーサもダッキングで空振りさせての左フックを返す。オズカグライヤンの左フックにソーサが頭を下げたところへ、オズカグライヤンが左ヒザを顔面に突き上げ、ソーサが仰向けにバッタリと倒れる。


 4度目のダウンを奪ったオズカグライヤンのTKO勝ち。「とてもいい気分だ。チャンピオンになることが目標だ。5Rだ、次はベルトだ。契約書にサインしてくれ」とタイトルマッチをアピールした。

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