キックボクシング
レポート

【GLORY】プラチバットが“これぞヘビー級”の豪快KO劇、ウェルター級王座決定戦は大接戦の末にセメリアが新王者に

2022/11/20 05:11

▼第5試合 ライト級 3分3R
×イタイ・ガーション(イスラエル)=69kg
判定1-4 ※28-27×1、27-28×4
○シハード・アキパ(ドイツ)=69.9kg


 ライト級5位で17勝(6KO)5敗1分のガーションは初参戦の地元ドイツ人選手アキパと対戦。イスラエル人初のGLORY契約ファイターのガーションが登場すると、場内はブーイングに包まれる。両者の身長差は14cmでアキパが上背で優る。


 1R、アグレッシブに攻めていくのはサウスポーのガーション。左ミドル、左インロー、左フックからの右フックを返す。アキパはジャブと前蹴りで距離を取ろうとしたが、その前蹴りをキャッチしたガーションがすかさず左フックを打ち込んでダウンを奪う。ガーションが左ミドルから左右のヒザ蹴り、パンチをまとめて打つ。


 2R、ガーションは後ろ蹴りを繰り出し、左のスイングの大きいフックでアキパを脅かす。リーチ差を全く感じさせない入り方の上手さを見せるガーションが左右フックを当てていき優勢。しかし、ラウンド終了直前、アキパは前蹴りの空振りからの左フックでダウンを奪い返した。


 3R、ワンツー・ローのアキパにガーションは組み付くが、アキパはヒザを蹴る。右ローを集中的に蹴るガーションにジャブ、右フックをしっかり当てていくアキパへガーションは後ろ廻し蹴り。さらに首相撲でアキパをひっくり返す。ガーションの右ローを嫌がるアキパだが、最後は左右フックで勝負を仕掛けガーションも打ち合う。


 両者ともコーナーに登って勝利をアピールし、判定は4-1でアキパ。ライト級1位のストヤン・コプリヴレンスキーとの対戦をアピールした。

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