キックボクシング
レポート

【GLORY】プラチバットが“これぞヘビー級”の豪快KO劇、ウェルター級王座決定戦は大接戦の末にセメリアが新王者に

2022/11/20 05:11

▼第6試合 ウェルター級 3分3R
○ジョイルトン・ラターバッハ(ドイツ)=77kg
KO 2R 0分38秒 ※右ストレート
×マーク・トリスバーグ(オランダ)=76.9kg


 ウェルター級では、MMAで36勝10敗1分の戦績を持ち6つのローカルタイトルを獲得したルターバッハがGLORYに初参戦。16勝(2KO)3敗の戦績を持ち、同じくGLORY初出場となるトリスバーグと対戦する。


 1R、両者とも軽快なステップを踏みながら右カーフを蹴る。ラターバッハは右カーフを狙い撃ちにし、トリスバーグは早くもバランスを崩す。トリスバーグのヒザ蹴りに右フックを合わせ、グラついたトリスバーグに左右ストレートを打ち込んでダウンを奪う。ラターバッハはステップを止め、前に出て右アッパーから左フック、ワンツーから右アッパー、コーナーへ詰めてのラッシュで滅多打ち。さらに右カーフから飛びヒザ蹴りと圧倒した。


 2Rもラターバッハは右カーフ。ロープに詰めたラターバッハが左から右ストレートをアゴに打ち込むと、トリスバーグはトップロープとセカンドロープに挟まれて立ったまま失神。ラターバッハが衝撃的なKO勝ちを収めた。


 ラターバッハは「勝ちました。とても嬉しく思っている。この試合をとても楽しみにしていたんだ。柔術から始めてキックボクシングはまだ始めたばかり。全ての競技でタイトルを獲るつもりだ」と、MMAに続いてキックボクシングでもタイトルを狙うとし、4週間後にはMMAの試合があると告げた。

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