▼第4試合 ヘビー級 3分3R
○ジャーファー・ウィルニス(オランダ)=110.3kg
判定5-0 ※29-28×3、30-27×2
×ミハウ・ブラウジェヴィチ(ポーランド)=115.2kg
ウィルニスは2010年3月デビューのベテランで、ジャマル・ベン・サディック、ヘスディ・ゲルゲス、ベン・エドワーズらに勝った戦績が光る。2015年に『Kunlun Fight』スーパーヘビー級トーナメント優勝、2016年2月にはEnfusionヘビー級王座を獲得。近年は黒星が込んでおり、GLORYでの戦績は7勝(3KO)8敗。通算戦績は32勝(8KO)13敗1分。対するブラウジェヴィチは11勝(5KO)1敗の戦績を持ち、GLORYには初参戦。
1R、ガードを高く上げて前へ出るのはウィルニス。ブラウジェヴィチはジャブ、右ローを出しながら左へ回り込んでいく。ウィルニスも左フックから右ロー。前へ出るウィルニスは右ロー、左ボディを繰り出すが、ブラウジェヴィチも左右ボディを返す。
2R、ブラウジェヴィチが左右ボディから左フック、ウィルニスは左フック、右ローから意表を突く左飛びヒザ蹴りをクリーンヒットさせる。ウィルニスはガードの隙間を縫うような右アッパー。ブラウジェヴィチは左右ボディからの右ローで応戦。フック、アッパーを上手くブラウジェヴィチのガードの隙間から入れていくウィルニス。
3Rも前に出るのはウィルニス。右ストレート、右アッパー、そしてヒザ。互いにボディを打ち合う両者はかなり消耗してきたか、動きが緩慢に。しかし、ウィルニスは変わらず前へ出る。ウィルニスは飛びヒザ蹴り、右ハイキック、打点の高いヒザを突き上げて優勢を印象付ける。最後は右ローを蹴って試合終了。
判定は5-0でベテランのウィルニスが嬉しい勝利。「3年近くぶりにGLORYに戻れて嬉しい。新しいジムは最高だ。コーチも環境もね。次の相手は誰でもいいよ」と、まだまだ頑張って行くと語った。