【男子中量級】
準々決勝は、下段廻し蹴りを積み重ねた吉澤穂高が延長3-0で金岡陽大に勝利。越智純貴は苦しみながらも、カザフスタンのエルケブラン・ベイセムバイェフを延長5-0で振り切った。逆ブロックは最終的に手数で上回ったダヴィット・ムスカラゼが藤田春人に辛勝。残る一枠は後迫龍輝の棄権により、ミハイル・ツィクラウリが勝ち上がった。
準決勝第1試合は、得意の右下段廻し蹴りで押し切った吉澤が、延長5-0で越智に勝利。ムスカラゼとツィクラウリのジョージア対決は、後半に突きと下段廻し蹴りでラッシュを仕掛けたツィクラウリが本戦4-1で勝ち名乗りを受けた。
決勝戦は要所で下段廻し蹴りを突き刺した吉澤が、つねに攻勢をキープした。ツィクラウリに付け入るスキを与えず、本戦5-0で快勝。5年前の屈辱を晴らすように、自らの手で王座を奪還してみせた。
優 勝 吉澤穂高(日本)
準優勝 ミハイル・ツィクラウリ(ジョージア)
第3位 越智純貴(日本)
第3位 ダヴィット・ムスカラゼ(ジョージア)