ポーランドにて開催された全世界ウエイト制空手道選手権。男子重量級はリトアニアのグザウスカスが優勝(C)新極真会
新極真会「第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会」
2022年9月24日(土)25日(日)ポーランド・キエルツェ
9月24日~25日の2日間にわたり、ポーランド・キエルツェで第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会が開催された。コロナ禍による1年の延期を経ての開催となった今大会には、世界103の国と地域から選抜された178名がエントリーし、男女各4階級ずつに分かれて王座が争われた。(写真/レポート提供=新極真会)
【女子軽量級】
準決勝第1試合は、得意の左上段横蹴りでウクライナのアロナ・フェレスニアクを攻め込んだ小嶋夏鈴が勝利。第2試合の宇都宮美咲と手島海咲の一戦は、最終延長に入ってやや手数で上回った宇都宮が3-2の僅差で決勝戦の切符を勝ち取った。
フレッシュな顔合わせとなった決勝戦は、小島の横蹴りと宇都宮のヒザ蹴りが交錯。本戦は1(小嶋)-0と甲乙つけがたい内容となった。延長に入っても互角に近い展開が繰り広げられたが、後半に入って宇都宮が力強いヒザ蹴りでペースアップ。延長3-0の僅差ながら、堂々の組手で世界の頂点に駆け上がった。