【男子軽量級】
準々決勝第1試合は、河瀬惇志がカザフスタンのイェラマン・ムカシェフに延長5-0で勝利。続く大坪裕希と手島一翔の一戦は、後半にギアを上げた大坪が本戦4-0で逃げ切った。澤井天心とポーランドのダニエル・ステルニクは、巧みなスイッチで距離を制した澤井が本戦4-0で準決勝に進出。優勝候補のアンドレイ・ズィンチェンコを破った細川昂大と飯野駿の一戦は、左下段廻し蹴りでつねに先手を取った飯野が本戦4-0で勝利した。
準決勝戦は手数で上回った河瀬が大坪を退け、一足早く決勝戦に進出。続く東京城南川崎支部の同門対決は、距離を詰めての打ち合いを制した飯野が澤井を延長5-0で振り切った。
決勝戦は飯野が接近戦で右下段廻し蹴りを連打。河瀬も積極的に突きを繰り出したが、金的と押しによる注意で減点1を取られ劣勢に。結果、飯野が本戦5-0で集大成と位置づけていた世界ウエイト制のタイトルを獲得した。