【女子軽重量級】
準決勝第1試合は、石原凜々と網川来夢が真っ向勝負を展開した。得意のヒザ蹴りを積極的に繰り出す網川に対し、石原も突きと下段廻し蹴りで応戦。勝負どころでギアを上げた石原が、決勝戦へと駒を進めた。第2試合はスウェーデンのミリアム・ビョルクルンドとリトアニアのルタ・ブラズィオナイテが激突。圧力で上回ったブラズィオナイテが本戦5-0で快勝した。
決勝戦は顔面殴打で注意1を受けたものの、石原がブラズィオナイテの持ち味を消すような冷静な組手を披露。注意後は中段突きではなく下突きとヒザ蹴りに攻め手を切り換え、本戦4-0で堂々の勝利を飾った。大舞台で初の頂点に立った石原は、試合後に石原延支部長の激励を受け涙を流す場面も。ビッグタイトルの獲得に華を添えるように、試合後の表彰式ではベストファイターにも選出された。
優 勝 石原凜々(日本)
準優勝 ルタ・ブラズィオナイテ(リトアニア)
第3位 網川来夢(日本)
第3位 ミリアム・ビョルクルンド(スウェーデン)