▼RIZIN MMA特別ルール フェザー級 66.0kg 3分3R
〇三浦孝太(BRAVE)
[1R 1分54秒 腕十字]
×ブンチュアイ・ポーンスーンヌーン(サーイゲーオボクシングジム)
“キング・カズ”こと三浦知良の次男の三浦孝太は、2021年の大晦日にMMAデビューし、YUSHIにサッカーキックでTKO勝利。2戦目が2022年5月の「RIZIN LANDMARK vol.3」で発表されていたが欠場。その後、8月19日にタイ・ラジャダムナンスタジアムで、エキシビションのキックボクシングマッチとして、ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)と対戦し、3R レフェリーストップ(勝敗無し)となっていた。
対するブンチュアイ(Bunchuai Phonsungnoen)は、MMAデビュー戦。身長178cm、66.0kg。アマチュアボクシング選手の友人の影響と4階級世界王者カネロことサウル・アルバレスに憧れ16歳よりボクシングを始め、、2018年にプロデビュー。プロボクシング戦績は4勝2敗1分。2022年7月30日に、WBOオリエンタルユーススーパーライト級タイトルマッチで、チャン・ホソンに3R TKO負けで戴冠ならず。ムエタイでも20勝17敗3分の戦績を持つ。1カ月前からMMAの練習を始めたという。
三浦は『男はつらいよ』ラップバージョンで入場。左胸に日の丸をあしらったサッカー日本代表風のユニホームを身にまとう。ブンチュアイは、TJディラショーばりのレッチリの『Can't Stop』で入場。互いにハグをかわしてからコール。
1R、サウスポー構えのブンチュアイ。オーソドックス構えの三浦。右ローから入るブンチュアイ。かわす三浦に、前手の右フックを放つ。組んでコーナーに押し込み、両腕をオーバーフックして引き込む三浦。
クローズドガードの中でブンチュアイはヒジを押し付け、下から三浦は腕十字に。察知して外すブンチュアイに立つ三浦はダブルレッグで組みに。そこにヒザを突くブンチュアイ。三浦は右で差して小外がけでテイクダウンを奪うと、サイドからマウント。パウンドを嫌い、腕を差し出してきたブンチュアイに腕十字を極めた。
試合後、三浦はリング上で「前回、前々回と欠場が続き、格闘技ファンや、僕のことを嫌いでも見ようと思った人を裏切ってしまい、申し訳ございません。これからの試合で勝ち続けて、アンチの人にも僕のことを“応援してよかった”と思ってもらえるような“格闘技界の若きキング”になるので、応援よろしくお願いします」と語った。