堀口、金太郎ともに2連敗からの再起戦、金太郎はアップセット誓う
▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
堀口恭司(アメリカントップチーム)
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
UFCフライ級で、王者デメトリアス・ジョンソンにも挑戦した堀口は、2017年からRIZINバンタム級に参戦。2019年にはBellatorとRIZINのダブル王者となった。
右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の手術を経て、2020年の大晦日に朝倉海と再戦し、1R TKO勝ちでRIZIN王座を奪還。
2021年12月に、怪我で返上していたBellator王座の奪還も目指し、当時の王者・セルジオ・ペティスに挑戦し、4Rまで圧倒しながらも、スピニングバックフィストを受けてKO負け。
2022年4月の『Bellator 279』では、バンタム級ワールドGPに参戦し、パッチー・ミックスのバックコントロールに判定負けで2連敗を喫していた。
堀口の日本での1年9カ月ぶりの試合の相手となった金太郎も、2連敗からの再起戦となる。
2021年6月のRIZINバンタム級ジャパンGP1回戦で伊藤空也に判定勝ちした金太郎だが、GP二回戦で井上直樹に判定負け。2021年12月の元谷友貴戦でも判定負けと2連敗中だ。
サウスポー構えの金太郎は、井上直樹の出入りとカーフキック、元谷の組みも混ぜたMMAに持ち味を封じられているが、自身より小さな堀口を相手に、左の攻撃を活かして前に出る圧力をかけられるか。堀口にとっては久々の日本リングで、日々アップデートされる最先端のMMAを披露するか。
憂朔おめでとう👑
— マサカリ金太郎 Kintarou Masakari (@Kintarou0319) August 31, 2022
ええ刺激になった。
俺もやるぞ🔥🧨 https://t.co/ZoSgA54InH
堀口戦の発表前に、金太郎は同門の木下憂朔(パンクラス大阪稲垣組)が「Contender Series 2022」で3R TKO勝ちし、UFCとの契約を勝ち取った姿を見て、「憂朔おめでとう、ええ刺激になった。俺もやるぞ」と闘志を燃やし、堀口戦発表後には、「2022.9.25 RIZIN38 さいたまスーパーアリーナ、全員黙らせる」とアンダードッグからのアップセットを誓っている。