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レポート

【Fighting NEXUS】バンタム級王座戦・河村泰博が須藤拓真に一本勝ち防衛でフェザー級王者・山本空良に二階級挑戦を表明、横山武司もファビオ・ハラダに一本勝ちで山本指名、鶴屋怜の兄・健人は8秒KO!

2022/08/07 16:08

▼フェザー級 65.8kg契約 5分2R(延長1R)
〇横山武司(Swells柔術ジム)
[2R 3分00秒 リアネイキドチョーク]
×ファビオ・ハラダ(INFIGHT JAPAN)

 5月の『Fighting NEXUS vol.27』に続き、2試合連続一本勝ちの黒帯柔術家・横山武司が参戦。3連勝中のファビオ・ハラダと対戦する。

 横山は、同じく柔術黒帯の兄・大鋳と共に伝統派空手と柔道、中学から柔術を始める。2018年世界選手権・茶帯アダルト・フェザー級ベスト8、2019年全日本選手権・黒帯アダルト・フェザー級優勝などの実績を誇る。

 2019年の「JBJJF東京オープン2019」黒帯オープンクラス決勝でクレベル・コイケに三角絞めで一本負けも、全日本の階級別では決勝で八巻祐に三角絞めを極めてフェザー級優勝。極めの強さは際立っている。

 2022年2月のFighting NEXUSでプロMMAデビューした横山は、木村豊を相手に1R 三角絞めで一本勝ち。初陣を飾ると、5月大会では、十河卓児にも1R トーホールドを極め、2試合連続の一本勝ちを決めた。

 対するハラダは、強豪柔術家が揃うINFIGHT JAPAN所属。2021年7月にプロデビューし、高杉遼介を1R TKOに降すと、2021年12月には、諏訪部哲平を投げてポジションを制し、スプリット判定で勝利。続く5月大会では、ロータス世田谷で2連勝中だった小森真誉と対戦し、1Rにリアネイキドチョークを極めて3連勝をマークした。

 ともに柔術出身のフェザー級の新星。勝者は、5月のメインで寿希也に一本勝ちした王者・山本空良に挑むコンテンダーに名乗りを挙げるか。

 1R、サウスポー構えの横山は左の蹴り、オーソドックス構えのハラダは右ロー、右ミドル、蹴りを交錯させ、ダブルレッグから右で差して崩す横山は背中に乗るが、前に落としたハラダは横山の足関節狙いも切ってスタンドを要求。

 左ジャブ、右ストレートを打ち込むハラダに対し、左の蹴りの横山はなおも詰めてダブルレッグからすぐさまバックテイクも落としたハラダ。下からの三角絞めも警戒。横山は潜りから足関節も狙うがブザー。

 2R、ダブルレッグテイクダウンは横山。ガードのハラダにパスを狙う横山。ベリンボロ気味にバックテイク狙い。

 ヒップアタップするハラダは両足をかけさせないようにするが、横山はパウンドも落としながらバックを奪うと、ハラダの左手を左足で縛ってリアネイキドチョークを極めた!

 試合後、横山は「今回は柔術家同士、あまり戦いたくなかったんですけど……そんな自信あるわけじゃないですけど、次、山本選手と戦っても問題ないくらいに3カ月、練習してきます。よろしくお願いします」と語った。

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