ファビオ・ハラダが小森真誉に一本勝ち
ロータス世田谷の小森は2連勝中。2021年12月に島村裕に延長判定で勝利。2022年2月には岸野”JUSTICE”紘樹にも判定勝ち。長いリーチを活かしたケージムエタイの蹴り、首相撲ヒザ、ケージレスリングで、MMA17戦にして開眼している。
対するハラダは、強豪柔術家が揃うINFIGHT JAPAN所属。2021年7月にプロデビューし、髙杉遼介を1R TKOに降すと、2021年12月には、諏訪部哲平を投げてポジションを制し、スプリット判定で競り勝っている。
▼第2試合 5分2R(延長1R)フェザー級 65.8kg契約
◯ファビオ・ハラダ(INFIGHT JAPAN)
[1R 1分38秒 リアネイキドチョーク]
×小森真誉(ロータス世田谷)
1R、ともにオーソドックス構え。前足を軽く上げ下げしながら、近づきと、ハラダが強い右ローをヒット。小森もスピーディーな左ミドルを蹴り返す。さらに右ローを当てる小森。左ジャブを当てて左右から組みつこうとするハラダに、突き放す小森はすぐに詰めて左ミドルを当てる。
左ジャブ、右ローと対角に蹴る小森に、互いに首相撲ヒザから離れる。ハラダの左ローをかわす小森。左ミドルを腕の上から当てると、左インローも。さらに左ミドルを打つが、その蹴り足を掴んだハラダが持ち上げて軸足を払ってテイクダウン!
スクランブルで立ち上がろうとする小森のバックに回るハラダはすぐに両足を鼠径部にフック。背後に引き込むと、4の字ロックに組んで、リアネイキドチョーク狙い。首もとの腕を解除したハラダに上体を立てて片ヒザ立ちになり、右足を外して立ち上がろうとした小森。
その首が空いた瞬間に、ハラダの右腕が喉下に入り、後ろ頭に左腕も回ると、何とか後ろ手を剥がそうとした小森だがタップ!
一本勝ちしたハラダは試合後、「次、メインの山本空良vs.寿希也の勝者とやらせてください」と大胆にも王者への挑戦をアピールした。