2017年のスーパーアトム級ワールドGPで優勝している浅倉が2連覇を目指す
2022年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナ『湘南美容クリニック presents RIZIN.37』に出場する選手の個別インタビューが29日(金)都内にて行われた。
「RIZIN女子スーパーアトム級ワールドGP」の1回戦でパク・シウ(韓国・KRAZY BEE)と対戦する浅倉カンナ(日本・パラエストラ松戸)がインタビューに答えた。以下、その一問一答。
【RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP】※選手名からインタビュー
▼第15試合 RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
伊澤星花(日本・フリー)6勝無敗・RIZIN女子スーパーアトム級王者
ラーラ・フォントーラ(ブラジル・Constrictor Team)7勝無敗・PAWFC女子ストロー級(52.2kg)王者&COFフライ級王者
▼第14試合 RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
浜崎朱加(日本・AACC)23勝5敗
ジェシカ・アギラー(米国・ATT)20勝9敗
▼第10試合 RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
浅倉カンナ(日本・パラエストラ松戸)19勝6敗
パク・シウ(韓国・KRAZY BEE)7勝4敗
▼第9試合 RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦 5分3R
RENA(日本・SHOOTBOXING/シーザージム)12勝4敗
アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ・SC BORETS/SUBHUNTER)2019年IMMAF女子ストロー級(52.2kg)優勝、プロ2勝無敗
高校生の子たちと多めにスパーをやるようにした
「あと1.6kgくらいです」
――現在の心境は?
「今回はあっという間に準備期間が終わって、いよいよだなって感じです」
――今回の髪色はピンク?
「そうですね、女子のトーナメントなのでピンクにしました」
――今回のトーナメントへ向けて特別に強化したことは?
「今回は特に何かを追加したとかはなくて、いつも通りのことを普通にやって来ました」
――今回のテーマは?
「自分の中でまだ先は見えてなくて、今回の試合が一番だなと思っているんですけれど、全力でぶつかってフレッシュな気持ちで1回目のトーナメント(2017年=浅倉がRENAを決勝で破って優勝)のあの初々しい感じを思い出して全力で戦いたいなと思っています」
――対戦相手の印象は?
「パク・シウ選手とは4月まで練習させてもらっていて、本当に強い選手で。打撃も寝技もパワーがあって素晴らしい選手なので怖い選手だなって印象です」
――年末のRENA戦を見てパク・シウの強味は何だと思った?
「打撃が凄く強い選手で、自分的にはMMAの打撃が上手いって感覚でした。距離も凄く上手いし、RENAさんも打撃が上手いんですけれど、パク選手の方がMMAの打撃の距離が上手かったのかなという。あとちょっと体重差があったのかなって思いました」
――どんな試合展開になると予想?
「今回も苦しい試合になると思うけれど、自分のやりたいことをやって勝つというイメージです」
――仮想パク・シウとの選手との練習もしてきた?
「自分の中では何となく、いま高校生の子たちが打撃も勢いがあって瞬発系のパワーもあるので、高校生の子たちと多めにスパーをやるようにしましたね」
――MMAの打撃の距離が上手い相手にどう上回ろうと考えている?
「前回のSARAMI戦ではテイクダウンばかりになってしまったんですけれど、そういう展開ではちょっと厳しいのかなっていうのがあるので、打撃もしっかりやってテイクダウンに行ければいいなってイメージです」
――初々しい気持ちを思い出すということで、何か気持ちをリフレッシュしたりは?
「前回のSARAMI戦は2連敗していて凄く気持ちがしんどかったんです。なので疲れちゃったことがあったので、勝ち負けは大事ですけれどそういうことを気にせず全力で行こうかなって。そういうフレッシュな気持ちです」
――記者会見の前にYouTubeで「今回は期待されていないと思う」と発言していた。それはどういう意味で?
「正直、この階級でいま目立てているのって伊澤選手と浜崎選手で、RENAさんも今回落としてくるんですけれど、イマイチ目立てていないのは自分も感じていて。なのでそこを覆したいなって想いはありますね。いい試合をしたいです」
――目立ちたいのと優勝したいのとでは?
「どっちが優先ですかね(笑)。自分は目立ちたいです。自分的に今回はメンタルを前回のSARAMI戦から変えてきたんですけれど、前回は勝ちにこだわりすぎてしまったので、勝ちに徹する戦い方をしてしまったので今回は全力でやってその結果が勝ちにつながると思うので。今回のテーマは全力です。いい試合をして目立ちたいです」