【コメインイベント】
▼ミドル級 5分3R
〇ジャック・ハーマンソン(スウェーデン)22勝7敗(UFC9勝5敗)186lbs/84.37kg
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27
×クリス・カーティス(米国)29勝8敗(UFC3勝0敗)186lbs/84.37kg
1R、サウスポー構えのカーティス。オーソドックス構えのハーマンソンは右のスーパーマンパンチを見せる。
スイッチしての左の蹴りは遠いハーマンソン。じりじりと圧力をかけるカーティスにハーマンソンはニータップのフェイントを見せる。
さらに右前蹴り、二段蹴り、左ローと長い足で間合いを作るハーマンソン。カーティスは左ボディで飛び込み。ハーマンソンは右前足にシングルレッグで足を持ち上げるが、抜くカーティスが前に。下がるハーマンソンは右スーパーマンパンチを狙う。
2R、やはり左の蹴りをジャブ代わりに使うハーマンソン。さらに右の蹴りで前進。ミドル・ハイをガード上に当てる。
追うカーティスは左ボディ打ち。それを右ミドルで押し戻すハーマンソン。いったん退いて誘うカーティス。ハーマンソンはシングルレッグの動作も深追いせず。カーティスはハーマンソンの打ち終わりを狙う。
右ミドルをハイをガード上ながら効かせたハーマンソンが前に! 後退しケージを背したカーティスにハーマンソンは右のヒジを連打のなかで打ち込む! ガードを固めるカーティスに右ハイもそのガードに打ち込むハーマンソン。
しかしカーティスも詰めると、左ストレート! ハーマンソンは下がりながら右ミドルを当てる。さらに右ミドルハイをガード上に。追うカーティスは左ボディを返す。ハーマンソンのラウンドに。
3R、右ミドルハイから入るハーマンソン。ブロックするカーティスは詰めて左右の蹴りを見せると、ハーマンソンも右の蹴りでカーティスのバランスを一瞬崩し、ヒザを触りに行く。
右ハイを見せるハーマンソン。詰めるカーティスはハーマンソンの右ハイ、右ローを警戒しながら前に。常に下がらされるハーマンソンの印象はいかに。ダブルレッグも切るカーティス。その切り際でハーマンソンの左の蹴りが金的に。再開。
右の蹴りを腹に突くハーマンソン。さらに左の関節蹴りも。追うカーティスはハーマンソンの左右を巧みにかわして左右を上下に突き前進。その打ち終わりに右ミドルを合わせるハーマンソンは左回りのサークリングに。左ボディを打ち込むカーティスは回り続けるハーマンソンに対し両手を挙げ、試合終了直前に両手の中指を立てた。
判定は3-0(29-28×2, 30-27)でアウトキックボクシングMMAを貫いたハーマンソンが勝利した。
The decision goes to @JackTheJokerMMA after 3 hard fought rounds 💪 #UFCLondon pic.twitter.com/eJN3WEPYWl
— UFC (@ufc) July 23, 2022