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【UFC】ブレイズがアスピナルの負傷で15秒 TKO勝ち、オーズデミアがクレイグの引き込み剥がし判定勝ち、ロンドン人気のピンブレット&マッキャン登場、英国の平良達郎モカエフが堀内佑馬下したジョンソンに判定勝ち=UFCロンドン

2022/07/23 22:07

▼フライ級 5分3R
〇ムハンマド・モカエフ(英国)7勝0敗(UFC2勝0敗)126lbs/57.15kg
[判定3-0] ※30-27×3

×チャールズ・ジョンソン(米国)11勝3敗(UFC0勝1敗)125.5lbs/56.93kg

 プレリムに、平良達郎が参戦するフライ級で、注目の選手が出場する。

 プロ6戦無敗のムハンマド・モカエフ=英国籍のダゲスタン人ファイターだ。空手&レスリングをバックボーンにIMMAF世界王者に2度輝くなど、アマチュアMMA23勝無敗でプロ転向したモカエフは、BRAVE CFなどで活躍し、6勝無敗で2022年3月にオクタゴンデビュー。コディ・ダーデンを58秒、ギロチンで極めてUFC初陣を飾っている。

 対するは、チャールズ・ジョンソン(米国)。11勝2敗で今回がUFCデビューとなる。2021年7月にLFAで堀内佑馬にスプリット判定勝ちでLFAフライ級王者となると、その後も2連勝。“UFC登竜門”のLFAで4連勝をマークし、今回のモカエフ戦の相手として、オクタゴンデビューを果たした。

 北米LFAで活躍するジョンソンとの試合で、モカエフの真価が見えるフライ級の一戦だ。ジョンソンのコールにはブーイング、モカエフのコールには大きな歓声が沸く。

 1R、ともにオーソドックス構え。中央を取ったのはモカエフ。ジョンソンはサウスポー構えに。モカエフの圧力にサークリングで躓く。

 すぐに立つジョンソン。なおも圧力をかけてワンツーから組んでアンクルピック、さらにスタンドバックからボディロックで投げて崩すが、すぐに立つジョンソン。鼻から出血。

 スタンドバックで右足をかけてボディロックで崩してマットに手を着かせた瞬間に両足をかけようとするモカエフ。

 ここは片足だけかけさせて立ち上がるジョンソン。足を外したモカエフはボディロックをし続け、背後から左足をかける。ここも正対するジョンソン。モカエフはクラッチしたまま投げて崩し。しかし正対するジョンソンはすぐに立ち、モカエフの正面からの組みにはヒジを落とす。モカエフは片足をかけたところでブザー。モカエフの腕のクラッチの疲労、スタミナは? モカエフはインターバルで座らず、観客の声援に手を振る。

 2R、サウスポー構えからオーソ、さらにサウスポーに戻すジョンソン。モカエフは左ローもかわすジョンソン。モカエフの右ローとジョンソンの左ローが交錯。

 遠間からモカエフはダブルレッグも、ここは切るジョンソン。さらにダブルレッグで尻餅を着かせるモカエフ! 座ってから立ち上がったジョンソン。ダッグアンダーで脇を潜り、スタンドバックから引き込み、その際で上をキープする。足を効kせるジョンソンにパスアタックするムカエフ。足を効かせるジョンソンは下から足関節狙いから立ち上がりを試みるが、それをさせないモカエフ。


 3R、圧力をかけるジョンソンはヒザも見せるが、そダブルレッグで尻を着かせたモカエフ。しかしジョンソンはすぐに金網使い立ち上がり。そこに左足をかけるモカエフ。走って逃げるジョンソンを追ってなおもスタンドバックから片足をかけようとするモカエフ。

 ダブルレッグから足首を持ち上げて尻を着かせるモカエフ。ここも立つジョンソン。モカエフは低いダブルレッグに切り替えるが、そこにギロチンチョークを狙い、腕を差し込みスイッチも狙うジョンソンだがブザー。

 判定は3-0(30-27×3)で組みでドミネートしたモカエフが勝利。序盤に投げを見せたモカエフだが、3Rを通してはジョンソン相手にインパクトは残せずも完封。MMA7勝無敗、UFC2勝目を挙げた。

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