▼ライトヘビー級 5分3R
〇ヴォルカン・オーズデミア(スイス)18勝6敗(UFC5勝5敗)205.5lbs/93.21kg
[判定3-0] ※30-27×3
×ポール・クレイグ(スコットランド)16勝5敗(UFC8勝5敗)206lbs/93.44kg
メインカードの第1試合には、UFC5連勝中(1分を含む)の寝技師ポール・クレイグ(スコットランド)が登場。2018年3月に17勝1敗のマゴメド・アンカラエフ(※7.30 UFC277でアンソニー・スミスと対戦)に三角絞めで唯一の黒星をつけている34歳のクレイグは、イリー・プロハースカが王座に就くライトヘビー級で、8位から上位進出なるか。
対する9位のヴォルカン・オーズデミア(スイス)は現王者のプロハースカにKO負け、アンカラエフに判定負けで2連敗中。トップ10に残るためには落とせない1戦だ。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローはオーズデミア。組んだクレイグは引き込み。アームドラッグで立ち上がり、三度、オーバーフックで引き込み! 金網を掴んで倒れまいとするオーズデミアを引き込み、外ヒールへ!
That intensity from @PCraigMMA, though 👀 #UFCLondon pic.twitter.com/ajj38qL4nd
— UFC (@ufc) July 23, 2022
しかし、その組み手を掴み、ずらして後ろを向いて足を抜くオーズデミアについていくクレイグは、クローズドガードで引き込むと、インサイドガードのオーズデミアの頭を引き寄せようとするも、体を離すオーズデミア。
シングルレッグから後転して引き込もうとするクレイグにn。切るオーズデミアは右を効かせる! そこで今成正和ばりに引き込もうするクレイグ。最後は右ハイもヒットさせる。
Went wire-to-wire to secure the hard-earned victory tonight! 💪
— UFC (@ufc) July 23, 2022
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2R、立ち合い、先に圧力をかけるオーズデミア。クレイグの左ハイを掴み。相手の引き込み狙いも剥がす。スタンドで左右を振ってなおも組みに行くクレイグ。ダブルレッグをがぶられるもそのまま背中を着いて引き込むも、関節のセットは出来ず。右フックを当てるオーズデミア。クライグも左を返し、バックヒジも。しかし、オーズデミアの右から左を被弾したクレイグが引き込み狙い。右フックを当てるオーズデミア。引き込み下のクレイグには付き合わない。
3R、左ボディストレートを当てるオーズデミア。さらに右にクレイグの身体が泳ぐ。さらに突き倒されて下になるクレイグは関節技狙いも引きはがされる。
右目尻から若干の出血をしながら前に出るクレイグ。右ジャブを突き、後ろ蹴りも腹に。続くバックフィストもかわしたオーズデミア。左足シングルラッグを狙うクレイグだが、倒すのではなく後方への引き込み。体を離すオーズデミア。判定は3-0(30-27×3)で、テイクダウンディフェンスをほぼ100パーセント成功させたオーズデミアが勝利した。
#UFCLondon Official Result: Volkan Oezdemir (@Volkan_Oezdemir) (30-27, 30-27, 30-27) defeats Paul Craig by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) July 23, 2022
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