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【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】木村ミノルが矢地祐介を66秒KO! イゴールがマヌーフをヒール葬、ロバトJrが岩﨑大河に1R 一本勝ち、宇佐美メイソンがクラウス越え、ジョシュがシビサイを圧巻TKO、関根が粘るソウクップに転落勝ち、貴賢神は両国で押し出し、龍聖が左ボディ1発KO

2022/12/28 14:12
INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国 速報 2022年12月28日(水)両国国技館開場13:00 / 開始15:00(U-NEXT配信)※選手名からインタビュー※六鋒戦以降はリングを使用。 【令和猪木軍vs.世界格闘技軍 9対9マッチ】 ▼大将戦 RIZIN MMAルール 92kg契約 5分3R〇イゴール・タナベ(ブラジル/柔術)[1R 1分58秒 ヒールフック]×メルヴィン・マヌーフ(オランダ/キックボクシング) 「日本最強の黒帯」と呼ばれる柔術の実力者タナベ。2021年9月4日のJBJJF全日本ノーギ選手権でスーパーヘビー級、無差別の全試合を腕十字で勝利しダブルゴールドを獲得。2021年10月の「HEAT48」でMMAデビューし、清水洸志を1R 三角絞めで極めている。  対するマヌーフはK-1、HERO'S、DREAMなど日本の団体で活躍した後、ONE、Strikeforce、ROAD FCなどで戦い、2014年からはBellatorを主戦場としていた人気ファイター。2022年9月のBellatorでヨエル・ロメロに3R TKO負け、引退を表明したが日本で復帰した。 1R、ともにオーソドックス構え。マヌーフの圧力にイゴールは右前蹴りで牽制し、低いダブルレッグから引き込みに。  ハーフで二重がらみでマヌーフの上体を引き寄せるとクローズドガードに。三角絞めから腕十字に移行するも、マヌーフはまたいでヒジを抜く。しかしそこに残った左足にサドルロックから内ヒールフック! マヌーフがマットを叩いた。  イゴールは、息子を抱きながら「初めましてイゴール・タナベです。この試合が決まってメッチャ怖かったんですけど、ここでビビッてたらやっていけないと思って、2戦目でやることを決めました。死ぬのが怖かったです。死んだらどうしようと。それを練習仲間のおかげと、一番僕の隣にいたのが奥さん。奥さんがいたから戦うことが出来ました。来年も盛り上げていくので、応援、よろしくお願いします」とマイク。  ミドル級、ライトヘビー級で2勝をあげたイゴールは今後はMMAでウェルター級の77kgで戦っていくという。 [nextpage] ▼副将戦 71kg契約 MIXルール(1Rキックボクシングルール3分、2R MMAルール5分)〇木村"フィリップ"ミノル(キックボクシング/ブラジル)[1R 1分06秒 KO] ※左フック×矢地祐介(MMA/日本)  1R目が木村の土俵である3分間のキックルール(ワンキャッチ・ワンアタックあり)、2R目が矢地の土俵である5分間のMMAルールで合意。試合は計2Rのみで、フルラウンド戦った場合は判定無しのドローとなる。  木村は2016年9月の『RIZIN』で一度だけMMAに挑戦し、チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネットに1R KO負け。矢地は川名TENCHO雄生、武田光司に判定勝ちも、ホベルト・サトシ・ソウザ、ルイス・グスタボを相手に連敗。2022年10月の前戦でボイド・アレンを押さえ込んで判定勝ちしている。  1Rは両者ボクシンググローブを着用。サウスポー構えの矢地。オーソドックス構えの木村は左右で詰めるが、矢地は右前手を突いて近づけばクリンチ。しかし、木村は左ボディを効かせて前に。  矢地をコーナーに詰めると、木村は左フック。右手でブロッキングした矢地は左ストレートを突くが、それをかわした木村は、矢地の大きな右の中をシャープに左フックで振り抜き、失神KOさせた。  試合後、木村は「久しぶり。やっぱ俺の試合は間違いないですね! 一応、大晦日も空けているんでよろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼七鋒戦 MMAルール 88.5kg契約 5分3R×岩﨑大河(大道塾・パラエストラ東京/2022アジア空道選抜選手権大会270+クラス優勝)[1R 2分10秒 キムラロック]〇ラファエル・ロバトJr(米国/元Bellator王者)  ロバトJrは、ブラジル人以外では史上初となるブラジレイロ優勝、アメリカ人ではBJ・ペン以来史上2人目となるムンジアル優勝など、柔術とグラップリングの国際大会で数々の実績を持ち、MMAでも10戦無敗の実力者。  2019年6月の「Bellator 223」でBellator世界ミドル級王者のゲガール・ムサシに挑戦し、2-0の判定勝ち。王座獲得に成功したものの、2020年2月10日に「海綿状血管腫」と診断を受けたことを公表し、Bellator世界ミドル級王座を返上。以降はグラップリングに専念していた。  岩﨑は幼い頃から大道塾で空道を学び、『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』では2017・2018・2022年260+クラス優勝、11月に開催された『2022アジア空道選抜選手権大会』の270+クラスでも優勝し、同大会のMVPに輝いている。  また、2020年6月からはMMAにも挑戦。PANCRASE、修斗、TTF CHALLENGEなどに出場して8戦全勝。前戦は7月の修斗でイム・ドンジュ(韓国)にヒジ打ちによるカットで1R終了時TKO勝ちを収めている。  1R、ともにオーソドックス構え。左の前蹴りでコーナー際でダブルレッグテイクダウンはロバトJr。立ち上がる岩﨑にスタンドバックにつき、ボディロックで崩すが、ここもすぐに立つ岩﨑。  右で差すロバトJrに岩﨑は左で小手に巻くが、ロバトJrは大内刈でテイクダウン! ハーフからアームロック狙い。そのプレッシャーでパスガードし、上四方からキムラロックを極めた。  試合後、ロバトJrは「こんにちは、トウキョー! 日本で夢が叶った。もう試合は出来ないと3年前に言われ、諦めずにこうして戦うことが出来ました。私の双子が初めて知る外の世界が、この日本です」と、双子と妻、そしてセコンドのシャンジ・ヒベイロとともにリング上で語った。 [nextpage] ▼六鋒戦 キックボクシングルール 72.5kg契約 3分3R〇宇佐美秀メイソン(日本/空手)[判定3-0] ※30-27×2, 30-28×アルバート・クラウス(オランダ/キックボクシング)  宇佐美は『INOKI BON-BA-YE』が始まった2001年5月20日生まれの21歳。日本人の父親とカナダ人の母親を持つハーフ。物心ついた頃から父親の影響で兄と共に空手道場等で格闘技を習い始め、すぐに空手界の少年部では全国区で知られる存在となった。  新極真全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会3連覇、白蓮会館関東選手権優勝、月心会グローブ空手優勝、正道会館全日本ジュニア大会準優勝とフルコン空手のタイトルを総ナメ。  さらにキックボクシングでも覇王キックボクシング大会優勝、ボクシングでも西日本U15大会で準優勝している。MMAに転向し、LDHのEXファイトで3連勝すると、2022年4月の『POUND STORM』でプロデビュー。KRAZY BEEのスソンに2-1の僅差で判定負けした。 クラウスはK-1 WORLD MAXで活躍したキックボクサー。2002年に初開催されたK-1 WORLD MAX世界トーナメントで魔裟斗らを破り、初代世界王者に輝いた。魔裟斗とは1勝2敗1分、アンディ・サワー、ブアカーオ、佐藤嘉洋、城戸康裕、武田幸三らにも勝利を収めており、MAX四天王の一人と呼ばれた。2年前に引退したが、今回のために復帰。  1R、右利きサウスポー構えのメイソン、オーソのクラウスに左右フックをガード上に当てるが、固めるクラウスは右のカウンター。さらにボディ打ちから左アッパー。メイソンは首相撲ヒザで凌ぐ。  左ボディを効かせたメイソン。跳びヒザも突き、左テンカオ。しかし距離を詰めるクラウスは右目を腫らしながら細かいボディ打ち。  クラウスの左下段蹴りのようなインローに左ストレートを合わせて前進するメイソン。左の打ち下ろしを見せてスーパーマンパンチで前に出るとコーナーに詰めての跳びヒザ。クラウスはガード固めて右を打つが、メイソンは左ボディを返す。  2R、詰めるクラウスに首相撲から1発ヒザを突くメイソン。左ハイを見せるメイソン。右前蹴り、右の飛び込んでのフックに、クラウスが打ち返すと、メイソンは右から左アッパー、さらに前蹴り跳びヒザで迎撃。  左ハイはブロックするクラウス。前に出ると左ストレートをガード上に当てる。左右ボディ打ちで前に出るクラウスだが、左ヒザを浴びて後退。メイソンはさらに右ヒザも。マウスピースを吐き出したメイソンに「口頭注意」。同時に右まぶたから出血したクラウスを止血する。再開もゴング。  3R、左ロー、ブラジリアンキックも見せるメイソン。右カーフも当てる。クラウスが前に出ると、首を掴んでワンキャッチからヒザ! クラウスの右まぶたの出血が多く、再び中断。再開。詰めるクラウスに、右アッパー、ボディを当てたメイソン。  一瞬止まるクラウスに右カーフも当てる。さらに詰められてもワンツー、右アッパー、右前蹴り、左の相打ちからヒザの二段蹴りと多彩な技を見せるメイソン。  倒れないクラウスだが動きが遅い。右にさばいてのフック、左右も突くか、ゴングで仕留めきれず。  判定は3-0(30-27×2, 30-28)で、キックデビュー戦でメイソンが勝利。マイクでは、周囲のサポートに感謝の言葉を述べ、「年末にお兄ちゃんも試合をするので、そっちの応援もよろしくお願いします」と、大晦日RIZINでベイノアと対戦する兄パトリックを指した。 [nextpage] ▼中堅戦 巌流島特別ルール 無差別級 3分3R×シビサイ頌真(日本/武術)[1R 2分20秒 TKO] ※パウンド〇ジョシュ・バーネット(米国/キャッチレスリング)  ジョシュは1997年に18歳でプロMMAデビュー、2000年11月にはUFC参戦を果たし、2002年3月にはUFC世界ヘビー級王者となった。  その後はパンクラス、K-1、PRIDE、戦極、DREAMなど日本の団体で活躍。2003年8月にはパンクラス無差別級王者に。2013年から2016年には再びUFCに参戦した。「INOKI BOM-BA-YE 2003」にも出場している。MMAは2016年9月のUFCでのアンドレイ・オルロフスキー戦のRNCで一本勝ち以来。2020年10月の前戦でベアナックルファイトに挑戦し、マルチン・ロザルスキに2R TKO勝ちしている。  シビサイは柔道ベースで柔術を学び、2011年にKrushでプロデビュー。2012年にMMAデビューするとHEAT、DEEP、ZST、GRACHANなどに参戦。2017年からは巌流島を主戦場とした。2018年7月からはRIZINに参戦し、2021年6月にスダリオ剛にリアネイキドチョークで一本勝ち。  しかし12月に関根“シュレック”秀樹にTKO負け。復帰戦となった2022年4月のRIZIN.35で“ラトビアの怪物”リハーズ・ビギスにTKO勝利。9月のRIZIN.38ではカルリ・ギブレインにリアネイキドチョークで一本勝ちしている。  1R、ジョシュはレスリングシューズを着用し蹴りは無し。サウスポー構えから右フックを当てて左右連打も、押し込まれないシビサイ。テイクダウンのジョシュはハーフからアームロック狙いも30秒でブレーク。  ジョシュの右を受けながらも首相撲からヒザを突くシビサイ。しかしシビサイとの組み手を切り、その右手でクリンチアッパーを当てて左ヒザ! 崩れたシビサイの腰を抱いてパウンド。さらに潰してハーフからパウンド連打。動けないシビサイを見て、レフェリーが間に入った。  試合後、ジョシュは日本語で「皆さんこんばんは。日本は久しぶり。みんな燃える闘魂、俺が猪木の真の選手、猪木さんは僕のメンター、僕のコーチ、(英語で)猪木、アイラブユー、いなくて寂しいです。私がいる限り、あなたは死なない。すべての教え子にあなたのことを伝えるし、私がリングにいるときもそこにはあなたもいます。センセイよ、永遠に。(日本語で)猪木さん、ありがとうございます! もう日本の格闘技選手、いつでも誰でもどこでもかかって来い! お前はもう死んでいる」と咆哮し、マットを降りた。 [nextpage] ▼四鋒戦 巌流島特別ルール 無差別級 3分3R〇関根“シュレック”秀樹(日本/柔術)[3R 1分04秒 一本] ※転落3回×ヤン・ソウクップ(チェコ/空手)  RIZINでの活躍でお馴染みの関根“シュレック”秀樹は、山梨学院柔道部出身。卒業後、静岡県警で機動隊や暴力団担当の刑事を務め、ボンサイブルテリアジムでブラジリアン柔術を習得。2009年にMMAデビュー後、7連勝で2016年12月に『ONE Championship』に参戦。  ONE世界ヘビー級王者ブランドン・ベラとの試合に向け、43歳にして警察官という安定した職を捨て、プロ格闘家に転向した。柔術、グラップリングでも実績を残しながら、プロレスのリングでも活躍。全日本、ハードヒット、リアルジャパンといったリングでも人気を博している。  2020年2月にはRIZINのリングにも上がりロッキー・マルティネスにTKO負けを喫したが、2021年大晦日にシビサイ頌真を2RでTKO、今年4月にはスダリオの双子の弟・貴賢神にもTKO勝ち。7月に念願のスダリオ剛戦を実現させるも1R 53秒でマットに沈んだ。  ソウクップは2004年に来日して極真会館鹿児島支部(現ワールド極真会館)に入門して日本で彼手を学び、2007年に開催された『第9回全世界空手道選手権大会』では決勝戦に進出。エヴェルトン・テイシェイラに敗れるも世界準優勝の実績を残した(ウィリーの最高成績は世界3位)。2009年8月からはK-1に参戦し、2勝3敗の戦績を収めている。  上半身裸、下に道衣パンツを着用したソウクップ。関根はビッグバンベイダーのテーマでボンテージマスクで鈴木博昭とともに登場。  1R、ともにオーソドックス構え。先に突き、蹴りで詰めるソウクップ。関根の突進をさばくが、関根はダブルレッグテイクダウン。ストレートフットロックを狙うが外すソウクップ。  左の下段蹴りのソウクップに低いシングルレッグで倒した関根はストレートフットロックもソウクップは30秒を凌ぐ。ソウクップは戻しの速い左三日月蹴りに左右の突きで前に、足技で倒す関根だが寝技の時間切れ。  2R、関根の低いタックルを切るソウクップ。巧みにサイドに回る。三日月蹴り、ワンツー、さらに左インローも当てるソウクップ。右ローの打ち終わりに詰める関根だが、いつもより小さな円形マットで場外。再び組んでの投げは「有効」に。  ヒザ着きのダブルレッグからアンクルピックで倒した関根は外ヒールフックも、足を外すソウクップ。スタンドで関根のダブルレッグに、ソウクップは巴投げ気味に投げて「有効」を取り返す。  3R、先に右を当てる関根がシングルレッグで「転落」を奪うと、2回目は押し出しで「転落」。しかし、3回目は関根の押し込みを切り返して投げたソウクップが「転落」を奪う。三日月蹴りのソウクップに、右を振る関根は、突進。3度目の「転落」を奪い関根が勝利した。  試合後、関根は「ソウクップの拳は痛かった。マジ、痛かった。勝って言いたかったことがあるんですよ、今年も。俺は雲の上の存在として名前を出さなかったけど、俺の人生、すべてアントニオ猪木の言葉で動かされました。育ててくれたおばあちゃんが警察に行けと言ってくれて『この道を行けばどうなるものか』と。でもね、自分に嘘をついていたら、不良少年にも何も言えない。43歳でプロ格闘家に、『危ぶむなかれ、踏み出した一歩が道になる』と。いま、コロナでみんな辛いけど、猪木さんの言葉『元気があれば何でも出来る』で頑張りましょう!」と語った。 [nextpage] ▼三峰戦 巌流島特別ルール 77.0kg契約 3分3R〇マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル/カポエイラ)[1R 0分22秒 TKO] ※場外への投げ×江畑秀範(日本/テコンドー)  元Bellatorファイターのアウレリオは巌流島には欠かせない常連選手で、アントニオ猪木の第2の故郷ブラジルから来た「カポエイラ・マスター」。アウレリオはカポエイラらしい派手な蹴り技を駆使し、中島大志(大相撲)、瀬戸信介(中国拳法)を撃破。菊野克紀には自らヒザをひねってしまいTKO負けを喫している。  欠場したボファンドの代役の江畑は、2011年からテコンドー男子80キロ級全日本大会9連覇、2011年からインカレ4連覇。  197cmの長身から繰り出す打撃で、テコンドールールでは、80kg級で菊野克紀にポイントで勝利もしている。2020年11月の「RIZIN.25」ではキックボクシングルールで佐野勇海に判定負けしている。  1R、身長差23cm。長身の江畑のヒザ蹴りを掴んだアウレリオは、コーナーポストに押し付けながら股下でクラッチ。そのまま江畑を抱え上げて、落差のある場外に頭から落としてTKO勝ち。右手から場外のマットの上に落ちた江畑は負傷し、マットに戻れず。  マット上のアウレリオは側転からバック宙、カポエイラの動きを披露した。アウレリオは巌流島で3連勝。 [nextpage] ▼次鋒戦 巌流島ルール 無差別級 3分3R〇貴賢神(大相撲/日本)[1R 0分44秒 一本] ※転落3回×ジミー・アンブリッツ(ミスターX)  貴賢神は、父が日本人で母がフィリピン人。一卵性双生児の弟として、少年時代より空手やキックボクシングなどに親しみ、中学校在学中にはバスケットボールで茨城県選抜の主力選手として全国3位になっている運動神経の持ち主。  元幕内力士で、貴乃花部屋に所属していた元十両のスダリオ剛(貴ノ富士)の双子の弟である。今年4月にMMAデビューを果たすも関根“シュレック”秀樹にTKO負けでプロの洗礼を浴びた。11月のカルレ・ギフレイン戦でもTKO負けを喫している。  マスクを被った「ミスターX」。道衣に黒帯をつけて花道を進んだのはジミー・アンブリッツ、45歳。  25歳の貴賢神が先に詰めて押し出し、アンブリッツは「転落」で右足を痛めたか。またも貴賢神は右を振って押し出してアンブリッツは「転落」。マット上に上がったアンブリッツだが、またも貴賢神が押し出して「転落」。何ともあっさり、アンブリッツは敗れた。  試合後、貴賢神は「猪木さんの追悼イベントで両国国技館という自分のルーツで戦えたことを光栄に思います。またRIZINでMMAファイターとして活躍できるように頑張ります」と語り、セコンドの高阪剛、安田忠夫とともにマットを後にした。 [nextpage] ▼先鋒戦 巌流島ルール 58kg契約 3分3R〇龍聖(キックボクシング/日本/NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)[1R KO] ※左ボディ×ダウサコン・BANG BANG GYM(ムエタイ/タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパー・バンタム級王者)  13勝無敗のKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(キックボクシング/日本/NOPPADET GYM)が、まさかの巌流島ルール(オープンフィンガーグローブ着用、場外押し出し、投げ、絞め・関節技あり)に挑戦。ダウサコン・BANG BANG GYM(ムエタイ/タイ)と58kg契約3分3Rで対戦する。  龍聖は小学1年生でキックボクシングを始め、HIROYAの指導を受けアマチュアで多くの経験を積んで2019年4月にプロデビュー(KO勝ち)。2021年10月にはKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦で銀次を判定3-0に破り初代王座に就いた。  2022年4月には初の国際戦でメディ・ジライフィ(スペイン)にも勝利、7月にはRIZINに初参戦して魁志に3RでTKO勝ち。9月の『KNOCK OUT 2022 vol.5』では小笠原裕典に1RでKO勝ち、11月にグ・テゥオンにハイキックでKO勝ちと13勝(9KO)の無敗記録を更新している。  ダウサコンは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパー・バンタム級王者で、2017年~2018年にREBELSへ4度参戦した強打が武器のムエタイ戦士。2018年4月27日に小笠原瑛作にKOで敗れWPMF王座を失った。その後は様々な団体に参戦し、2021年はK-1に初参戦したが玖村将史にKOで敗れている。2022年5月、HEATで皇治と対戦し、延長Rで判定勝ちしたが、本来は延長戦がないルールだったため後日皇治の判定勝ちに訂正された。戦績は91勝(8KO)52敗5分。 “ポスト天心”の一人と言われ、2021年大晦日の那須川天心RIZINラストマッチの対戦相手候補にも名前があがった龍聖。かつて那須川がRIZINでMMAに挑んだように、この試合は龍聖が「巌流島ルールにチャレンジしたい」との希望で巌流島ルールに決定したという。投げや押し出しもあるため、龍聖が首相撲にどこまで対応できるかがカギとなりそうだ。  ロープが無いマット上ながら「転落無し」ルール。ともにオープンフィンガーグローブを着用。  1R、パンタロンスタイルの龍聖。オープンフィンガーグローブのダウサコン。左右の連打からロー、右ボディストレートを当てる龍聖は、左ハイをブロック上に。ワンツーでダウサコンにガードを固めさせて左レバー打ち。ダウサコンがダウンした。  試合後、龍聖は「KNOCK OUT王者の龍聖です。アントニオ猪木さんの追悼興行に受け容れてくれたファンの皆さんありがとうございます。小学生の頃から異種格闘技戦を見て来ました。僕ももっと闘魂をもって猪木イズムを継承したいです僕の本職も見に来てください」と語った。 [nextpage] ▼オープニングファイト 巌流島ルール(寝技無制限)75kg契約 3分3R×奥田啓介(レスリング/日本)[2R 1分03秒 肩固め]〇中谷優我(柔道/日本)  1R、ダブルレッグを仕掛ける奥田。切る中谷は場外に奥田を押し出し。再開後、奥田のテイクダウン狙いに中谷は巴投げから押さえ込み。パスガードからサイド、マウントへと移行してパウンドを連打。奥田はブリッジに中谷は腕十字を合わせるが奥田がエスケープ。  2R、組んで投げを狙う中谷に奥田が切り返すも場外転落。再開後、組んだ中谷はテイクダウンから肩固めを仕掛けて奥田が失神した。 [nextpage] ▼※プロレス 新日本プロレス提供試合 UWFルール 30分一本勝負〇柴田勝頼(プロレス/日本)[12分30秒 グラウンド卍固め]×トム・ローラー(プロレス/米国)
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