【メインカード】
▼ライト級 5分3R
〇パディ・ピンブレット(英国)19勝3敗(UFC3勝0敗)156lbs/70.76kg
[2R 2分46秒 リアネイキドチョーク]
×ジョーダン・レビット(米国)10勝2敗(UFC3勝2敗)155lbs/70.31kg
英国大会らしく、地元の人気者が出場。ネクストジェネレーションMMAリバプール所属のモリー・マッキャンとともにパディ・“ザバディ”・ピンブレットがメインカード入りを果たした。
ピンブレットは、英国Cage Warriorsで活躍後、2021年からUFC入りし、2試合連続1Rフィニッシュ中。自身を「ネクストマクレガー」と言い、歯に衣を着せない物言いとアグレッシブな動きでUFC英国のスターとなっている。対するレビットもノーランカーで、UFCプレリムで3勝1敗のグラップラーだ。
地元02アリーナの大歓声に迎えられたピンブレット。
1R、先に圧力をかけるピンブレット。ワンツーにレヴィットはシングルレッグでケージまで押し込みボディロックテイクダウンで尻を着かせるがすぐに立つピンブレット。
レヴィットはなおも押し込みクラッチして持ち上げ、スラム! しかし、そこでピンブレットは得意のギロチンチョークへ。クローズドガードに入れてギロチンチョーク狙いもレビットが首を抜くとすぐに立ち上がる。
ボディロックに組むレビットは前方に崩すも立ち上がり正対するピンブレットはスイッチから足を抱えられ持ち上げられそうなところを立ち上がり、突き放すと、前に出てきたレビットに再びギロチンチョーク! 首を抜かれるとすぐにバックに回りパンチを放つ。
2R、ワンツーで前進のピンブレットに、前蹴りを突くレヴィット。右ストレートから、レビットのシングルレッグにヒザを合わせるピンブレットは、頭を下げて組み付くレビットの首を獲り、リアネイキドチョーク狙い。引き込み4の字ロックを組むピンブレット。レビットの右腕を足で縛っての4の字でリアネイキドチョークで絞めてタップを奪った。
レビットがタップをすると、ピンブレットは同門のマッキャンがしたのと同じようにケージを乗り越えると、関係者とハグ。コーナーマンが肩車でケージを半周し、ファンの大歓声に応えた。
試合後、オクタゴンの中でビスピンのインタビューを受けたピンブレットは、勝利を2人に捧げたいと語った。
「この試合をベイビー・リー(ピンブレットのファンで4歳で癌により亡くなった)に捧げたい。小さな戦士だけど僕らより強いファイターだ。それと金曜の朝4時に地元の友人が自殺したと連絡があった。計量の5時間前だった。リッキー、君に捧げるよ。『男は語るな』というけれど聞いてほしい。苦しいことがあって、死を選ぶことでしか解決できないと感じるなら誰かに話せ。誰でもいいから。葬式に出るくらいなら、自分の肩に泣きつかれる方がいい。だから、『男は語るな』という考え方は止めよう」。
また、今後について、「今年が終わるまでにもう1試合する」と次戦への意欲を語っている。
The lad from Liverpool has the entire #UFCLondon crowd on their feet 👏
— UFC (@ufc) July 23, 2022
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🗣 OOOOOH PADDY THE BADDY!!! #UFCLondon pic.twitter.com/MTmxyirYD7
— UFC (@ufc) July 23, 2022
#UFCLondon Official Result: Paddy Pimblett defeats Jordan Leavitt by Submission due to a Rear Naked Choke at 2:46 in Round 2.
— UFC News (@UFCNews) July 23, 2022
Live Fight Results ➡️: https://t.co/7uWg2VFlAz
Just like it's Modern Warfare 2 😳
— UFC Europe (@UFCEurope) July 23, 2022
This guy is a menace. #UFCLondon pic.twitter.com/ZCWzgFoiCz
Fighting for something bigger than himself ❤️ #UFCLondon pic.twitter.com/A7aNUFgvPU
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