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【Bellator】ムサエフが1位アウトローを27秒KOに下し「ベルト、ベルト、ベルト!」。 ウスマンが1R一本勝ちで15戦無敗に! ジャクソンは体重超過のリマにフルマーク判定勝ち、ラーキンvs.ベルハモフはまさかのNCに。ロスタが7連勝、マゴメドフが9連勝!

2022/07/23 08:07

▼ライト級 5分3R
〇ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)3位・155.2lbs/70.39kg
[1R 2分54秒 ニンジャチョーク]

×クリス・ゴンザレス(米国)156lbs/70.76kg

 また、もうひとつのライト級の注目カード、14勝無敗のウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)と、元レスリング米国代表のクリス・ゴンザレス(米国)は、3位のウスマンが155.2ポンド(70.39kg)、ゴンザレスが156ポンド(70.76kg)でともにパスしている。

 14勝無敗、ウスマン・ヌルマゴメドフは、元UFC王者ハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟で、ライト級4位。ヌルマゴメドフファミリーにあって、8KO・TKOを誇るストライカーだが、前戦ではパトリック・ピエティラにリアネイキドチョークを極めている。

 対するノーランカーのゴンザレスは2016年グレコローマンレスリング米国代表で、元NJCAAオールアメリカンレスラー。元UFCのロジャー・フェルタにTKO勝ちするなどBellator5連勝も、2021年7月にゴイチ・ヤマウチにTKO負けで初黒星。

 しかし、2021年1月にサッド・アワッドに、サウスポー構えから左ハイキック1R TKO勝ちで再起を遂げた。

 テイクダウンとコントロール&パウンドを武器とし、打撃もこなす難敵ゴンザレスを相手に、ヌルマゴメドフは無敗記録を伸ばすことが出来るか。

 レフェリーはフランク・トリッグが務める。

 1R、サウスポー構えから入るウスマンは右の前蹴り。サウスポーのゴンザレスは慎重な入り。右ハイ、横蹴りで牽制のウスマン。ゴンザレスは遠い距離から右ハイを見せる。

 左の奥足の蹴りも見せるウスマン。右のスナップを効かせた蹴りの打ち終わりに、間合いを詰めたゴンザレス。四つから右の小外がけでテイクダウンを奪うウスマン!

 すぐに立ち上がろうとするゴンザレスの首をとらえ、ニンジャチョーク! 金網に押し付けてゴンザレスからタップを奪った。

 15戦無敗となったムサエフは、試合後、ケージのなかで通訳を務めたハビブの横で、最初は学習中の英語で「ありがとう。僕はレスリングも打撃も人の極め方も知っている。これが僕の仕事。タイトルショットをやりたい。パトリシオ? いやパトリッキー」と王座戦をアピール。

 続けてロシア語で「彼が怪我しているのは知っているからいろいろ言えないけど、タイトルショットをやりたい」と語った。

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