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【Bellator】ムサエフが1位アウトローを27秒KOに下し「ベルト、ベルト、ベルト!」。 ウスマンが1R一本勝ちで15戦無敗に! ジャクソンは体重超過のリマにフルマーク判定勝ち、ラーキンvs.ベルハモフはまさかのNCに。ロスタが7連勝、マゴメドフが9連勝!

2022/07/23 08:07

▼ライト級 5分3R
×シドニー・アウトロー(米国)1位・155.4lbs/70.48kg
[1R 0分27秒 KO] ※左フック→右ストレート

〇トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)155lbs/70.30kg

 コメインに抜擢された2019年RIZINライト級GP覇者のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)は、前日計量で155ポンド(70.30kg)でパス。本計量を済ませた公開計量では、Tシャツのままスケールの上で右手を挙げて笑顔を見せ、リラックスした様子。

 対する同級1位のシドニー・アウトロー(米国)は、白のフーディー姿で登場し、155.4ポンド(70.48kg)でパス。 両者は握手をかわしてからしっかり目線を合わせてフェイスオフ。正面を向くと、ムサエフは両手を高々と挙げている。

 当初、ライト級タイトルマッチに出場予定だった王者パトリッキー・フレイレ(ブラジル)が負傷欠場し、代わりにムサエフに白羽の矢が立ち、同級1位のシドニー・アウトロー(米国)と対戦する。

 もともと4月にサークルケージデビューを飾る予定だったムサエフにとって、当初のザック・ゼーンやアダム・ピコロッティよりも、格上の対戦相手との試合。いきなりのライト級1位との対戦に、ムサエフは「とにかく試合がしたかった。4月の試合も延期になっていたし、戦えることが嬉しい」

「相手が突然変わったことは全く問題じゃない。僕は勝つためにBellatorに行く。今回の試合に勝って、ピットブルと再戦し、Bellatorのベルトを巻くつもりだ」と力強く語っている。

 対するアウトローは、2019年12月のBellator日本大会で、欠場したベンソン・ヘンダーソンの代役として、マイケル・チャンドラーと緊急対戦。

 1Rに右クロスで敗れたものの、その後、ピッコロッティにスプリット判定勝ち、2021年6月の前戦では元UFCのマイルズ・ジュリーにリアネイキドチョークで3R 一本勝ちし、Bellatorで2連勝をマークしている。

 1R、ともにオーソドックス構え。構えを小刻みに変えてステップを踏むムサエフ。アウトローの左に右、さらに左フックを当てたムサエフ! 足が泳ぐアウトローを金網に詰めて、的確にアゴを打ち抜く右ストレート! アウトローがダウンし、レフェリーが間に入った。

 1R、わずか27秒、ムサエフがTKO勝ちで衝撃Bellatorデビュー。ムサエフはケージの上に登ってガッツポーズ。

 試合後、ムサエフは、「コーチのルスラン、ファンのサポート、Bellatorにこの機会を感謝します。パトリッキー・ピットブルの怪我の回復を待って、ベルトに挑戦したい。ベルト、ベルト、ベルト! ウスマンの勝利におめでとう。ハビブにも。ウスマンと戦ってもいいよ」と笑顔で語った。

 パトリッキーは直後に「11月にやろう」とツイートしている。

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