(C)Lucas Noonan/BELLATOR MMA
2022年7月22日(日本時間23日朝7時30分からU-NEXT配信)、米国ワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルにて『Bellator 283』が開催された。
『Bellator 283』速報
2022年7月22日(日本時間23日 朝7時30分からU-NEXT配信)
米国ワシントン州タコマ エメラルドクィーン・カジノ&ホテル
【メインカード】
▼ウェルター級→キャッチウェイト 5分5R
×ドゥグラス・リマ(米国)3位・172.8lbs/78.38kg(※体重超過)
[判定0-3] ※45-50×3
〇ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)4位 171lbs/77.56kg
前日計量でメインイベントのウェルター級(170ポンド・77.1kg)戦(5分5R)に臨む、同級3位のドゥグラス・リマ(米国)が172.8ポンド(78.38kg)で体重超過。対する4位のジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)は171ポンド(77.56kg)のジャスト(※王座戦以外はプラス1ポンドまで許容)で計量をパスした。
公開計量では、先にジャクソンが険しい表情でスケールに乗って、ジャマイカの国旗を広げて肩にかけてパス。頬がこけたリマもガッツポーズで右手を胸に乗せるが神妙な表情。両者は向かい合い、最後は握手をかわしている。
前日のメディアインタビューで「年齢を重ねるごとに、体重を減らすのは難しくなる。ミドル級に転向することも考えた。体重が増え続け減量が難しくなるのであればまた、階級を上げることも考えるかもしれない」と語っていたリマだが、厳しい結果となった。
𝗢𝗨𝗧 𝗢𝗙 𝗡𝗢𝗪𝗛𝗘𝗥𝗘 😱@PhenomLima rocks Jackson with an upkick!#Bellator283 is LIVE on @SHOsports 👇https://t.co/TbKTQ7lKsu pic.twitter.com/dnnZTlIyWN
— BellatorMMA (@BellatorMMA) July 23, 2022
1R、先に圧力をかけるジャクソン。ケージを背負うリマにカーフキックを突く。リマも左右で押し返すと、ジャクソンはダブルレッグテイクダウン。タイトにパウンド。リマのスイープ狙いを潰してヒジ、パウンドを入れる。
2R、右ローを突くリマを詰めてダブルレッグテイクダウンするジャクソン。立ち上がりもボディロックからら崩してリマを寝かせる。レッグドラッグで寝かせて細かいパウンドのジャクソン。
下のリマは腰を切り腕十字へ! 外したジャクソンに下から蹴り上げるリマ。一瞬動きが止まるジャクソンだが、ハーフから押さえ込み、鉄槌!
3R、右ローを打つジャクソン。ダブルレッグから差し上げるリマに、左で差すジャクソンは崩し。しかし際で上になるリマ。ここでジャクソンはすぐにスクランブルで立ち上がり。逆にダブルレッグでテイクダウンに成功し、上から細かいパウンド。
4R、開始40秒でテイクダウンを奪うジャクソン。右で枕に巻き、左でパウンドのジャクソンに、立ち上がることが出来ないリマ。ジャクソンコーナーは「それでいい」とドミネートを指示。
5R、リマの右目のドクターチェック後、再開。ジャクソンは早々にダブルレッグで金網まで押し込みテイクダウン。フルガード。背中を着かされたリマは右腕をオーバーフックし、右足を跳ね上げようとするが、中央にステイするジャクソン。ゴング。
判定は3-0(50-45×3)のフルマークでジャクソンが勝利。
試合後、ジャクソンは「彼はレジェンドだ。ブーイングせずに聞いてくれ。勝つためにやるべきことをやったんだ。反則があってもドミネートしていたから続けた。ローガン(ストーリー)、大好きだけど組まれたらやる。アモソフともね。MVPが外の試合(ベアナックルファイト)から戻ってきたらそれも面白いけど、とにかくベルトが欲しい」と語った。
"Lima is a legend. He's a tough individual."
— SHOWTIME SPORTS (@SHOsports) July 23, 2022
Jason Jackson has nothing but respect for Douglas Lima 🤝#Bellator283 pic.twitter.com/mH14fAl9NH