◆石橋佳大 引退セレモニー&エキシビションマッチ
引退を表明した“激闘王”石橋佳大(ZEEK GYM)の引退セレモニーとエキシビションマッチが行われた。対戦相手を務めたのは、練習仲間の小林聖人。
レガースもなく、顔面打撃ありの激しいエキシビションを見せた小林は「ほんとうに辞めんのかなという、まだまだ出来るんじゃないかという気持ちが石橋くんにはあって、またどっかでやるとなってもみんな不思議に思わないでください」と笑顔。
ライバル佐藤将光らから花束を受け取った石橋は、最後にマットの上で、「修斗でデビューして13年、11勝9敗2分、正直、全然いい戦績じゃないけど、4回王座戦やって、ベルトも巻き、ベストバウトもいただきました。ほんとうは“激闘”をやりたくなくて、自分が負けたくなくて戦ってきましたが、激闘するつもりなんかなくても、皆さんがそういう役を与えてくれて、いまここに立っています。1試合1試合が人生の糧になっています。何もない僕を作ってくれた、修斗ファンが愛してくれたのを感じます。負けが込んで辞めようと思いましたが、もう1回やってみようと思い、やってみてよかったと今なら上から目線で言えます。主役のポジションがあります。いまは間違いなく自分が主役に、真ん中にいます。皆さんが僕をここに連れてきてくれました。どうそこれからも修斗をよろしくお願します」と挨拶。テンカウントを聞いた。
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