▼第4試合 49kg契約 5分2R
〇永尾音波(AACC)
[判定3-0] ※20-18×2, 20-17
×北野きゅう(高田馬場道場)
他にもAACC期待の女子ファイター永尾音波が修斗に再登場。永尾は2021年のDEEP JEWELSで竹林エル、須田萌里にいずれも判定負け。12月にキックルールで山口遥花とドロー。2022年4月の前戦もキックルールでRISEに参戦(※写真上)し、ERIKOに判定負けも立ち技を磨いてきた。
対するベテラン北野きゅう(高田馬場道場)は、2021年5月に中村未来に2R、コーナーストップによるTKO負け、2022年4月には菅野縁に判定負けで2連敗中。再起の白星を掴むのは、永尾か北野か。
1R、右の蹴りから入る永尾。左ミドルハイも。サウスポー構えの北野は右ジャブ。しかし、永尾は左ローを前足にヒット。さらにワンツーの右! 右ハイをガード上ながら効かせる。
右ボディストレートを入れる永尾。互いにローの蹴り合いから右を当て、一気にラッシュする永尾! 左右を被弾する北野は組んで金網に押し込み。左ヒジを振って離れる。ワンツースリーから右ミドルまで繋ぐ永尾。北野は組みに行くが左を差せない。最後に北野は小内でテイクダウンを奪いブザー。
2R、永尾は出入りから左を振り前に。そこに首相撲から小手に巻く北野。遠間からの組みは切る永尾。右インローを当て、右三日月蹴り、左の蹴りも大きい。
北野の組みに右で差す永尾。ヒザを突き、小外がけを狙う北野に、離れる永尾はジャブから左右の前蹴りを腹に! 後退する北野。永尾の組みに右で差して投げた永尾。下の北野はラバーガードからヒジ! 二重がらみで右足を外せない永尾は頭が下がったままトップでブザーを聞いた。
判定3-0(20-18×2, 20-17)で永尾が勝利。1年7カ月ぶりの勝利、プロ修斗2戦目で白星を掴んだ永尾はケージのなかで「ほんとうは一本勝ちかKOして言いたいことがあったんですけど、応援してくださる方には申し訳ないです。絶対に勝ちたかったので、勝利を掴めて少し安心しています。私はまだ伸び代だらけなので、AACCの永尾をよろしくお願い致します」と挨拶した。