▼第1試合 ジュニア修斗 56kg以下契約 4分1R
〇宇都宮千空(修斗GYMS直心会)
[1R ギロチンチョーク]
×中山流歌(総合格闘技道場STF)
近年そのレベルが急激に上がり、プロ顔負けの攻防が展開される事で大きな話題となった中学生カテゴリーとなるジュニア修斗公式戦、宇都宮千空(修斗GYMS直心会)vs中山流歌(総合格闘技道場STF)の一戦。
両者は2022年5月に開催された「第1回J修斗チャンピオンズカップ2022(JSCC)」ジュニア男子56kg級準決勝で対戦。勝利したのは宇都宮だったが、特に関係者の目を引いたのはその試合運び。「打倒極」を流れるように展開させ、フィニッシュを狙う姿勢はプロ顔負け。準決勝、そして決勝でもスムーズな試合運びで2連続一本勝ちを収め、優勝を果たした。
対する中山はJSCCのプロデューサーでもあり、ジュニア修斗を経て世界王者に登りつめた箕輪ひろばを輩出しているキッズシューター育成の名門総合格闘技道場STF所属。キッズの頃から修斗だけではなく、RISEのアマチュアキックボクシング大会にも出場し、様々なジャンルに挑戦している。前回の結果もあり、同じ轍を踏むようなことは考え難いが、5月の後楽園大会、6月の大阪大会とJSCCで行われた試合の再戦が組まれたがいずれも返り討ちとなっている。
多くのキッズシューター達に経験の場を提供し、ジャパニーズMMAの底上げを目指すJSCCが誇る国内トップの実力を持つジュニアシューター達の試合も目が離せない。
1R、左右のボディへの突きから金網に詰めてダブルレッグに入る中山。宇都宮はクローズドガードに入れてギロチンチョークも首を抜いた中山に、下から腰を切り腕十字で一本勝ちを決めた。