キックボクシング
レポート

【ONE FF】成尾拓輝が1Rから攻め続けるも3RにKO負け、指田烈がカーフキックKO、嵐舞がヒザ蹴り連打KO勝ちでTEAM TEPPENがTeam Mehdi Zatoutに2連勝!

2026/01/30 21:01
ONE Friday Fights 1402026年1月30日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信中 ▼第4試合 フライ級キックボクシング 3分3R〇チェン・ジャーイー(中国/Anhui Tianxia Huihiang Fight Club)KO 3R 1分25秒 ※右フック×成尾拓輝(究道会館)  成尾は日本拳法出身でHOOST CUP日本ライト級王者、JAPAN CUP KICKBOXINGスーパーフェザー級王者。2024年11月の『ONE Friday Fights 88』でONE FF初参戦を果たすと、ジャン・ジンフー(中国)から合計4度のダウンを奪って豪快に3RでKO勝利し、35万バーツ(約155万円)のボーナスもゲット。 2025年4月のONE2戦目ではまたも強打を爆発させてアルベウ・ダ・シウバに1R1分54秒でTKO勝ち、さらに6月のチャン・ハイヤン戦ではダウンを奪われるも3度倒し返して逆転KO勝ちと、ONEで3連続KOを飾ったが8月の4戦目でチャン・チンタオにKO負け。  9月に『HOOST CUP』の防衛戦で32秒KO勝ちで再起すると、11月の『KNOCK OUT REBELS SERIES』で下地奏人に2RでTKO勝ち。大きなインパクトを残した。3月14日には『KNOCK OUT.62』で小森玲哉(ONE'S GOAL)との対戦が決まっている。戦績は18勝(14KO)8敗1分。  ジャーイーは180cmの長身(成尾は173cm)で、2023年3月のONE FFに初参戦。ナックロップに2RでTKO負けを喫している。  1R、成尾は左三日月から右ハイ、そしてロングの右ストレートと序盤から攻撃を仕掛けていく。成尾が右ハイ空振りからのバックハンドブローを空振りすると、ジャーイーは右ストレートを打つ。ワンツーで飛び込む成尾は右ストレート、さらに右フックとどんどん攻める。  左三日月から右ストレート、さらにヒザ蹴り。ジャーイーは左前蹴りで距離をとる。前に出る成尾に左フックを叩き込むジャーイーだが、成尾は構わず前へ出てパンチを繰り出す。成尾は左ミドル、ジャーイーそのミドルをキャッチして軸足を払う。両者が右フックを強振して初回を終えた。  2R、成尾は右カーフを蹴ってパンチで前へ出る。左前蹴りで突き放すジャーイー。成尾は飛びヒザ蹴りも見せる。ジャーイーは待ちの姿勢で成尾が打って来るところに右ストレートや左フックを合わせようとするが、成尾はダッキングしてかわし、近付いて連打する。ジャーイーもこれに応じる。  左前蹴りを連発するジャーイーがジャブ、これに成尾が右ストレートを返してヒットさせる。ジャブから右ストレート、左三日月を2発。待ちの姿勢のジャーイーにやや攻めあぐねる成尾。ジャーイーは左の三日月にジャブを合わせてくる。  3R、成尾が前に出て左右フック、ジャーイーは右ストレート。成尾の攻撃に合わせ、合わせられなくても必ず攻撃を返すジャーイー。成尾は左の三日月を蹴るが、ジャーイーに右ミドルを蹴られて腹をかばう。  ジャーイーがこのチャンスを見逃さず、パンチでラッシュを仕掛ける。成尾はセンチャイキックで逆転を試みたが不発。最後は右フックでマットに沈んだ。 [nextpage] ▼第3試合 フライ級キックボクシング 3分3R×ダニラ・バシリヒン(ロシア/Team Mehdi Zatout)KO 2R 2分25秒 ※右カーフキック〇指田 烈(TEAM TEPPEN)  指田は2022年4月にデビューし、2022年10月からRISEに参戦。2025年12月、寺山遼冴に判定で敗れ戦績を8勝(2KO)4敗とした。  当初はエジウソン・ホドリゲス(フランス/Team Kamel Jemel/Team Mehdi Zatout)との対戦が決まっていたが、ホドリゲスが体調不良のためバシリヒンに対戦相手が変更。  バシリヒンは2024年9月からONE FFに参戦し、ワッチャラポンにKO負け。2戦目は2025年1月にパデッスクにTKO負けと連敗しているが、ロシア人で強豪ぞろいのTeam Mehdi Zatout所属ということで侮れない相手だ。  1R、右カーフの蹴り合いからスタート。互いにジャブ、右ストレートを出して右カーフにつないでいく。右カーフで最初にバランスを崩したのはバシリヒン。指田の右ストレートに右ストレートを合わせるバシリヒンは、指田のテンカオにも右を合わせる。指田の左インローがローブローとなって試合中断。  再開後、指田がジャブ2発から右ストレート、バシリヒンの右ローに右を合わせに行く。さらに左ボディ、右ヒザ。指田は左三日月から左ボディ、これに下がったバシリヒンに頭部を抱えての左ヒザを突き刺し、ラウンド終了間際にダウンを奪う。  2R、右フックを叩きつける指田が左三日月、左フック、右カーフ。バシリヒンも左ボディを連打する。指田は左ヒザからワンツー、そして右カーフで2度目のダウンを奪う。バシリヒンはサウスポーに構えて左右フックの連打で前へ出ていき、指田も打ち返す。バシリヒンのフックをかわして左ボディを打つ指田。  ガッツを見せたバシリヒンだったが、右ストレートを打った時に指田に右カーフを合わされ、悶絶してダウン。指田のKO勝ちとなった。  TEAM TEPPENの2連勝を決めた指田は「今回2人のTEAM TEPPENとTeam Mehdi Zatoutが戦ったと思いますが、TEPPENがKOで勝って強いところを見せたので、強くなりたかったら(タイの)TEPPEN GYMに来てください」とジムのPR。  嵐舞に続いて35万バーツのボーナスを受けとると、「今回、急遽相手が変わってしまって代役と試合させてもらったんですけれど、僕はいつでも準備が出来ているのですぐに試合を組んでください」とアピールした。 [nextpage] ▼第2試合 バンタム級キックボクシング 3分3R×チャラムカオ・Team Mehdi Zatout(タイ/Team Mehdi Zatout)KO 3R 0分58秒 ※ヒザ蹴り連打〇嵐舞(TEAM TEPPEN)  嵐舞はTEAM TEPPENの新鋭サウスポー。2023年10月に『Stand up』でデビューし、2024年5月には『RISE』に初出場した。戦績は2勝1敗1分け。9月に『DEEP☆KICK』で試合を行う予定だったが、水抜き中に意識を失い、ドクターストップで試合が中止となっていた。  チャラムカオはONE FF初出場。  1R、嵐舞はサウスポー。ワンツーでどんどん前に出ていくチャラムカオを嵐舞もジャブからの左ストレート、右フック、左ミドルで迎え撃つ。左の三日月から左ハイキックの嵐舞。チャラムカオが右ミドルを蹴ってくると、ボディへ右ストレートをカウンターで合わせる。さらにヒザを突き刺す嵐舞。  ジャブを突いて左インローを蹴る嵐舞は左右へ回り込んでジャブ、左三日月。チャラムカオも右ミドルを蹴る。ワンツーの連打で前へ出ていく嵐舞にチャラムカオは下がる。  2R、左右ボディの嵐舞は左ミドルハイ、左インローと攻撃を散らせる。チャラムカオの右インローがローブローとなって試合は中断。再開後、チャラムカオが強い右インローを2発、さらに右ミドル。嵐舞はすぐに左右フックを返す。ガムシャラにも見える荒々しいスタイルで左右フックを打つ嵐舞だが、チャラムカオのパンチをよく見てかわす。  飛びヒザ蹴りを放つ嵐舞。チャラムカオは右ヒザをカウンターで2発当てるが、嵐舞の荒々しい攻撃をもらう。またもチャラムカオの右インローがローブローとなってしまい、試合は中断。再開後、左右フックから左三日月、パンチでもボディを狙う嵐舞。しかし、ここでチャラムカオの右ローが急所を直撃。悶絶する嵐舞。チャラムカオにはイエローカード(※ファイトマネー10%減額)が提示された。  再開後、左右へ動きながらトリッキーと言えるような動きで攻める嵐にチャラムカオは右ミドルで応戦。ワイルドな左右フック、飛びヒザ蹴り、三日月蹴りと嵐舞が攻めて終えた。  3R、左ストレートで前に出る嵐舞にチャラムカオが右ハイキックを合わせに行く。ヒヤッとした場面だが、嵐舞は左ボディからの左ミドル。これにチャラムカオが弱々しい姿を見せ、嵐舞は一気に左右ヒザ蹴りの連打。チャラムカオは耐えきれずマットに座り込み、レフェリーが即ストップした。  ローブローに苦しみながらもKO勝ちした嵐舞は、勝利者インタビューに「お腹を狙う作戦だったんですけれど、長い攻撃では行けなかったので近付いてヒザで倒そうということで」と答える。。  35万バーツのボーナスも手にした嵐舞は「前回自分のせいなんですけれど格闘技で大きな失敗してしまって、こんな大きな舞台で大きなチャンスをいただけたことを本当に感謝しています」と語った。
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