MMA
レポート

【Bellator】注目のフェザー級でボリッチがバーネルに判定勝ち。AJvs.ピットブル勝者に挑戦へ、ATT無敗勢が躍進、女子フライ級アヴサラゴワは判定勝ちも課題残す=『Bellator276』

2022/03/13 18:03

▼女子フライ級 5分3R
〇ディアナ・アヴサラゴワ(ロシア)125.8lbs(57.06kg)170cm
[判定3-0] ※30-27, 30-27, 30-27
×キーラ・バタラ(米国)124.6lbs(56.51kg)150cm

 女子フライ級戦。“スーパーモデル級”と呼ばれるディアナ・アヴサラゴワ(ロシア)と、RIZINにも参戦したキーラ・バタラ(米国)と対戦。

 アヴサラゴワはプロ2戦でBellatorと契約。2021年4月のサークルケージデビュー戦でタラ・グラフを右カウンターで1R 29秒KO。7月の2戦目はガブリエラ・グルフィンにスプリット判定勝利でMMA4連勝中。SNSのインフルエンサーとしても名を馳せる。

 対するバタラはMMA8勝4敗。2016年9月のRIZINで村田夏南子に判定負け後、Combate Americasで3連勝。今回はアヴサラゴワの対戦相手が欠場したため緊急参戦した。

 1R、いきなり荒々しく突進して左右を振るバタラがダブルレッグもアヴサラゴワが差し上げ四つに持ち込み切る展開。

 右回りでカウンターを狙うアヴサラゴワは距離を保ち、バタラの入りに打ち下ろしの右をヒット! 左右をまとめる。

 2Rも突進するバタラの圧力に一瞬背中を見せたアヴサラゴワだが、バタラの右を差しての捨て身の投げを潰して上に。ここは立ち上がったバタラだが、手数が減る。じっくり見るアヴサラゴワもカウンター狙い。打ち終わりに右を再びヒット。ボディストレートも。

 3R、飛び込むバタラはワンツーから我武者羅な組みに。ここも左足を伸ばして両足を広げて切るアヴサラゴワ。バタラはコンパスが長いアヴサラゴワの両足を束ねることが出来ない。

 バタラの入りに左右を突くアヴサラゴワ。左ジャブも突くが単発。バタラは左ミドルを打って左右を振ると同じ返しで精度高く当てるのはアヴサラゴワ。ダブルレッグのバタラを潰して上になったところでゴング。両者はハグをかわした。

 判定は3-0(30-27, 30-27, 30-27)でアヴサラゴワがフルマークの勝利。これでMMA5戦全勝。アヴサラゴワは恵まれた体躯を活かし的確な打撃を当てたものの、カウンタースタイルでどこまで上がれるか。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント