MMA
レポート

【Bellator】注目のフェザー級でボリッチがバーネルに判定勝ち。AJvs.ピットブル勝者に挑戦へ、ATT無敗勢が躍進、女子フライ級アヴサラゴワは判定勝ちも課題残す=『Bellator276』

2022/03/13 18:03

▼ライトヘビー級 5分3R
〇フィル・デイヴィス(米国)206lbs(93.44kg)
[判定3-0] ※30-27×3
×ジュリアス・アンリカス(リトアニア)206lbs(93.44kg)

 元UFCで元Bellatorライトヘビー級王者のデイヴィスは現在2位、アンリカスは4位。2021年4月にワジ・ネムコフに敗れたデイヴィスは、9月の前戦でヨエル・ロメロにスプリット判定勝ち。

 アンリカスは、Contender Series 2019での勝利後、Bellatorで3連勝。MMA9連勝をマークも、2021年10月の前戦でデイヴィスと同じネムコフにキムラで一本負けしている。

 1R、中央を取るディヴィスは右ロー、左インロー。左で差すアンリカスに右で小手に巻き内股で投げを狙うディヴィス。左で差して足に乗せて後方にテイクダウンも、アンリカスもハーフガードで凌ぐ。

 2R、右回りで左から右のディヴィス。さらにダブルレッグから両脇を差して小外がけを合わせてテイクダウン! サイドを奪いハーフからアメリカーナ狙い。足を戻そうとするアンリカスをパウンドからパスして頭突きのキムラも狙う。

 3R、ワンツーのアンリカス。ディヴィスのダブルレッグをいったん切ったアンリカスだが、なおも追うディヴィスは金網に詰めて尻下でクラッチ。

 ダブルレッグテイクダウン! ハーフから肩固め狙い、さらにキムラ狙い、ストレートアームバー狙いでパスガード。

 アンリカスの頭を抱え、あえてハーフガードの中に入り、再びマウント。亀から立ち上がるアンリカスをボディロックで崩して、コントロール。最後はバックから持ち上げてテイクダウンを奪い、ゴング。

 判定は3-0(30-27×3)、完封勝利のディヴィスはMMA24勝目(6敗)、Bellator11勝目を飾った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント