【セミメインイベント】
▼キャッチウェイト(160パウンド)5分5R
〇ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)160lbs/72.57kg 31勝13敗(UFC20勝11敗)
[判定3-0] ※49-45, 49-44, 50-44
×ヘナート・モイカノ(ブラジル)160lbs/72.57kg 16勝5敗(UFC8勝5敗)
当初は元UFC世界ライト級王者のドスアンジョスがハファエル・フィジエフと対戦予定も、フィジエフのビザ問題で今大会に延期。米国入りしたフィジエフが新型コロナウイルスの陽性反応で欠場。2月にアレクサンダー・ヘルナンデスにリアネイキドチョークで一本勝ちしたばかりのヘナト・モイカノと、160ポンド契約の5分5Rで戦うこととなった。ドスアンジョスの前戦は、イスラム・マカチェフの欠場により緊急出場のポール・フェルダーにスプリット判定勝ち。
1R、サウスポー構えのドスアンジョス。オーソドックス構えのモイカノは右を振って詰めてすぐにスタンドバックで背中に乗ろうとするが、左手で制したドスアンジョス。
打ち合いの中で抜群のタイミングで左のニータップでテイクダウン! しかしモイカノもすぐに立ち上がる。左ハイを当てるドスアンジョス。ブロックするモイカノのワンツーにカウンターのダブルレッグテイクダウン! 左で差して背中を着かせると、ヒジ打ち。さらに振りかぶっての右も。休まずパウンドするドスアンジョス。右で差して上体を立てるモイカノを剥がして寝かせるドスアンジョス。そのままブザー。
2R、左インローを当てるドスアンジョス。足を掴みに行くが、ここは切るモイカノ。左右の攻防中に、シングルレッグに入るモイカノだが切るドスアンジョス。
左ストレートで詰めるドスアンジョスに右を返すモイカノ! ドスアンジョスは詰めて組むがここは正対し突き放すモイカノ。
サウスポー構えから左の蹴りを当て、左ストレートを当てて、相手が右を返したタイミングでダブルレッグテイクダウンはドスアンジョス! ケージ際に右でパスし、ニアサイドの金網を使わせない。ならばと腰を切りフルガードに戻すモイカノは下のままブザー。
3R、右ジャブを振り、モイカノの打ち返しはかわすドスアンジョス。モイカノは足を触りに行くが、突き放すドスアンジョス。右アッパーを当てるモイカノだが、ドスアンジョスも左ミドルを返す!
ドスアンジョスの左右にノーガードでスウェイするモイカノだが、ドスアンジョスは左ハイ! ダウンしたモイカノにドスアンジョスは怒涛のパウンドも、フルガードに戻すモイカノ。右で脇差し、左にパスするドスアンジョスは強烈な左ヒジ! ハーフガードのモイカノに肩固めを狙いブザー。
#UFC272 Official Result: Rafael dos Anjos (@RdosAnjosMMA) (49-45, 50-44, 49-44) defeats Renato Moicano by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) March 6, 2022
See all #UFC272 results ⤵️:
4R、目にドクターチェックが入るモイカノ。再開。ガードを固めワンツーを突く。しかし、そこに早々にカウンターのテイクダウンはドスアンジョス。背中を着かされフルガードに入れるモイカノに、左で脇差し、右に片足を抜くドスアンジョス。モイカノは左で脇差し上体を立てるが、剥がして寝かせるドスアンジョス。ハーフガードの中から右ヒジを落とす。
出血するモイカノは足を戻し、立ち上がったところでサークリンもステップに力無く。ブザーも。継続可能か?
#UFC272 Official Result: Rafael dos Anjos (@RdosAnjosMMA) (49-45, 50-44, 49-44) defeats Renato Moicano by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) March 6, 2022
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5R、左目まぶたが大きく腫れ上がるモイカノ。ドクターチェックも試合続行に。右のバックフィストで前に出るモイカノ。かわすドスアンジョス。右ハイのモイカノ。ブロックするドスアンジョスは、左ハイ。そこにモイカノは打ち返し。そのタイミングでダブルレッグテイクダウンはドスアンジョス!
下になるモイカノは蹴り上げから立ち上がると、右を当て、ドスアンジョスのダブルレッグを切ってバック狙い。ここはバックを取らせないドスアンジョスは右から左フックをヒット! 顔面を真っ赤に染めて戦うモイカノ。ワンツーの右でドスアンジョスを下がらせる。さらに右から左で前に。ドスアンジョスも最後に打ち合いに応じ左を当てると、左ミドル! しかし、詰めるモイカノが左右を当てて前に出て、ドスアンジョスダブルレッグを切ったところでブザー。
出血を拭き取ろうとするジャッジ陣を突き放すモイカノ。判定は3-0(49-45, 49-44, 50-44)の大差でドスアンジョスが勝利。
試合後、「神に感謝する、短い期間に試合を受けてくれたモイカノにも。彼は逃げなかった。私の前から逃げた選手は多かったのに。彼も大変だっけど、私も大変だった。ムエタイ選手を想定していたから。王座戦? 前回から試合間隔が空いたけど、戦えることが分かった。フランキー・エドガーとか、ランキングを上げていくよ。メインのマスヴィダルが勝つことを応援するよ」と語り、セコンドのアンドレ・ペデネイラスから祝福を受けた。