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【UFC】マカチェフが1Rフィニッシュ! 盟友ヌルマゴメドフが保持していたベルトの次期挑戦者候補に。5連勝ツァルキヤンがマカチェフへのリベンジアピール、DEEP JEWELS王者キム・ジヨンが大激闘! 噂のテレンス・マッキニーが11度目の1R勝利

2022/02/28 21:02

▼ライト級 5分3R
〇テレンス・マッキニー(米国)12勝3敗(UFC2勝0敗)156lbs/70.76kg
[1R 2分11秒、リアネイキドチョーク]
×ファレス・ジアム(フランス)12勝4敗(UFC2勝2敗)155lbs/70.31kg

 2021年11月にマッキニーのセコンドのコロナ陽性で中止から仕切り直しのライト級戦。

 レスリングベースのマッキニーはLFAから2021年6月にUFC入り。現在4試合連続1Rフィニッシュ勝利中だ。前戦では、UFC2勝2敗1分のマット・フレヴォラにワンツーで7秒KO勝ち。勝利後にケージから飛び降りてヒザを怪我するなど、溢れるフィジカルをコントロール出来ず持て余しているところも。

 対するジアムは元ISKA世界王者。UFC2勝1敗で、2021年6月の前戦ではルイジ・ベンドラミを打撃で上回り判定勝ちしている。

 1R、サウスポー構えのマッキニー。オーソドックス構えのジアム。左ストレートで飛び込むマッキニーを右ローで迎撃するジアム。マッキニーはバランスを崩して倒れたかと思いきや、右足を掴みに。足を飛ばして抜いたジアムの左腕を抱えてからすぐに正対! 上を取り返す。

 下から4の字ロックのジアムが足を解くと、マッキニーはすぐに担ぎパス。サイドを奪うが、ジアムも右足にからんでハーフに。右で脇を差し、金網に押し込むと上半身を立てようとしたジアムの脇を潜りバック狙い。

 足をかけさせないようジアムが正対した際でマウントを奪ったマッキニーは右のパウンド。ブリッジからリバーサルを狙うジアムについていくとバックマウントに。腰をずらし半身になるジアムにリアネイキドチョークへ。アゴにもかかった腕を押し上げようとしたジアムだがタップした。

 クレバーな戦い方で、UFC2試合連続、MMA5試合連続、11度目の1R勝利を手にした27歳のマッキニーは、「調子がいい。俺の時代が来た感じがするよ。ほかの選手には敬意を払っているけど、自分が主役に躍り出る」と、ライト級を駆け上がることを宣言。最後に手裏剣を飛ばすポーズでオクタゴンを後にした。

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