▼ミドル級 5分3R
〇ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)18勝5敗(UFC3勝3敗)185lbs/83.91kg)
[2R 1分29秒 腕十字]
×ミシャ・サークノフ(カナダ)15勝8敗(UFC6勝6敗)185.5lbs/84.14kg
トゥルマンは柔術黒帯でムエタイ使い。2020年8月にアンドリュー・サンチェスに、21年6月にブルーノ・シウバにともに1R TKO負けを喫したが、2021年8月の前戦でサム・アルヴィーにスプリット判定勝ちした。
対するサークノフは柔道・レスリングがバックボーン。ライトヘビー級からミドル級に転向。2021年10月の前戦では、ミドル級初戦で元ランカーのクシシュトフ・ジョッコにスプリット判定負け。
1R、オーソドックス構えのトゥルマンは右ストレートから。サウスポー構えのサークノフ。左ミドルを突くサークノフ。トゥルマンは右フックからそのままシングルレッグへ。四つから大外刈狙いのサークノフに体を残すと、左でオーバーフックしたサークノフの右腕を腕取りのように引き落として崩してバックテイク!
トゥルマンはスタンドバックから持ち上げて崩して、マットに手を着かせると、その立ち上がり際で背中に乗ってチョーク狙い。右手を喉下に入れるトゥルマンの左手を両手で掴んで防ぐサークノフ。
その左手を喉下に入れたトゥルマンは顎上から絞めると、サークノフは引き込まれず背負ったままズラして横に落とすことに成功。中腰でパウンドを連打する。
そのスペースで下からシングルレッグに入るトゥルマンに脇下から右腕を入れて首横で左手でクラッチしてクォーターネルソンの形で首を絞って前転させたサークノフは仰向けになったトゥルマンにノースサウスチョーク。
首を抜いたトゥルマンはガードから亀に。サイドバックからパウンドのサークノフ。正対しハーフになったところでブザー。
2R、右ストレートのトゥルマンに、左ミドルを入れるサークノフ。トゥルマンは右前蹴り。サークノフはシングルレッグから押し込んで右で差す。
#UFCVegas49 Official Result: Wellington Turman (@TurmanMMA defeats Misha Cirkunov by Submission due to an Armbar at 1:29 in Round 2.
— UFC News (@UFCNews) February 27, 2022
All #UFCVegas49 results ⤵️:
金網背にヒザ蹴りを突くトゥルマンは、右ヒジ。サークノフは右足で足払いでテイクダウン! フルガードのトゥルマンは下からサークノフの右手を掴むと一気に腰を切り、腕十字! ヒジを極められたサークノフはタップ! トゥルマンのセコンドのグローバー・テイシェイラも歓喜のガッツポーズを見せた。
The biggest win of @TurmanMMA's career 💪 #UFCVegas49 pic.twitter.com/CEqwN7cokU
— UFC (@ufc) February 27, 2022
試合後、トゥルマンは「とても気持ちよかった。1Rにリアネイキドチョークで少し力を使いすぎて、少しガス欠になってしまった。でも、コーチがいい仕事をしてくれて、“W”(WIN=勝利)を手に入れることができた。ジムでは世界チャンピオンのグローバー・テイシェイラと本当にしっかりとトレーニングをしてきた。集中力を切らさず、今夜は素晴らしい試合ができたよ」と語った。