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レポート

【Krush】寧仁太・アリが延長戦で競り勝ち王座奪取、菅原美優が因縁の相手に完勝でV2、松谷綺が2戦目も技術見せて完勝、鈴木翔也が大逆転KO

2022/02/20 22:02

▼第2試合 Krush女子アトム級 3分3R延長1R
×谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
判定0-3 ※27-30×3、26-30
○紗依茄(月心会チーム侍)


 谷田は148cmと女子アトム級の中でもさらに小柄ながら攻撃の手を休めない突進ファイター。デビュー以来5敗となかなか勝利をつかめなかったが、2021年6月にAIKOに判定勝ちして嬉しい初勝利。11月にはJKファイターのKihoと引き分けている。戦績は1勝5敗1分。


 紗依茄は17歳のJKファイターで、ジュニアで6冠王、第9回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝の成績をあげ、2021年1月にプロデビュー。ジュニア時代から積み上げてきた卓越したテクニックでAIKOから勝利を収めたが、6月の2戦目ではチャン・リーのパワーに屈し初黒星。11月には豊嶋里美にステップワークを駆使した戦い方で勝利した。戦績は2勝1敗。


 1R開始早々、紗依茄の右前蹴りからの左ハイで谷田がダウン。再開後、左右フックで一気に襲い掛かる谷田。紗依茄は前蹴り、右カーフ、右ハイを蹴って回り込む。谷田は勢いよく突っ込むが、紗依茄のリーチ差を活かした攻撃に加えて速いステップで回り込むためなかなか捉えることが出来ず逆に紗依茄の右カーフをもらう。


 2R、勢いに乗る紗依茄はハイを蹴りつつ右カーフ、前蹴り、ワンツーで前に出てくる谷田を迎え撃つ。谷田は入り込んでも組んでしまうため攻撃に結びつかない。前蹴りで徹底的に突き放す紗依茄。


 3R、ガムシャラに突っ込む谷田に紗依茄は前蹴り、クリンチも多くなる。谷田が突っ込んでは両者ホールディングの展開となり、紗依茄が判定で勝利した。

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