▼第5試合 Krushライト級 3分3R延長1R
○鈴木翔也(OGUNI-GYM/NJKFライト級王者)
KO 2R 0分41秒 ※右フック
×弘輝(WORLD TREE GYM/team ALL-WIN)
鈴木はスーパーフェザー級に続いてライト級を制したNJKFの二階級制覇王者で、戦績は28勝(8KO)18敗1分。2021年6月大会では吉田凜太朗に判定勝ちで2度目の防衛に成功しているが、2022年9月には健太に敗れた。
弘輝は2020年6月にKrush初参戦を果たしたサウスポーで、初陣ではSEIYAを3Rでマットに沈めた。しかし、9月の朝久泰央では1Rに飛びヒザ蹴りでダウンを奪うも、2Rにハイキックで壮絶な逆転KO負け。3月のK-1では大沢の弟子である龍華にKO負けと、勝っても負けてのKOのファイター。7月の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の1回戦で東本央貴を判定2-0に降したが、9月の準決勝で里見柚己に判定2-0で敗れて戴冠ならず。12月のK-1では大沢文也に延長Rで惜敗。戦績は7勝(5KO)5敗1分。
1R、サウスポーの弘輝は右へ回り込みながら左ミドル、左ストレートからの右フック。鈴木も右ストレートを打つが、右ストレートを空振りしたところに弘輝が右フックからの左フックでダウンを奪う。前に出る鈴木が打ち合いに来ると弘輝はワンツー、左右フック。鈴木の連打にコーナーへ詰まったかに見えた弘輝だが、カウンターの左ストレートでダウンを追加。
2Rも開始早々、攻めてきた鈴木から左フックでダウンを奪う弘輝。鈴木は立ち上がってまたも前へ出るが、弘輝の強打を浴びてダウン寸前に。しかし、勢いに乗る弘輝が打ち合いに行ったところで鈴木の右フックのカウンターが炸裂。弘輝はバッタリと倒れ、レフェリーが即座にストップ。弘輝は起き上がって抗議するが、足がふらつく。
大逆転KOに成功した鈴木は「8年ぶりのKrushのリングに上がれて嬉しかったです。めちゃめちゃ強かったです。準備してきたつもりですが強かったです。このリングでやっていくにはルールに合わせた練習をしないといけないと思いました。弘輝選手ベスト4なので、あと何人か倒せばチャンピオンを出してくれるかなと思います」と、Krushのタイトルを狙うと宣言した。